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誰でもお気軽にコメントどうぞ。過去記事や微妙に趣旨ずれてても気にしない系のかりょです。
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大阪・京橋にて。
本物の刀屋さんでやっている、刀講座に参加して来ました!

前々から興味はありましたし、せっかく近くであるので行かなきゃ損だと思っていまして。
ふっと時間が出来たので、よしって感じに参加して来ました!
予約時点で支払いまで済ませられるので、なかなか便利です。

目的としては、「小柄・笄が見たい!」でした。
図解で載ってますし、使い道も書いてあるんですが、いまいちピンときてなくてですね。
鍔まで届く位置ってことは、鯉口より上に出るんですよね? 抜刀する時邪魔じゃない? とか、脱落したりしない?? とか。
今月は加州清光なので、清光関係もちょっと調べてから出発!

アクセスは、ここのテンション高い行き方とても分かりやすかったです!
「真実の口」ってなんやねん?!!
何かの言い換え?!?! って思いましたが、現地に行ってみたら、
本当に真実の口でした。



京橋って、大阪のミナミで、割と洗練されて手和風な町ってイメージがあるのですが、京橋は何処に行こうとしてますのん?
ローマ? ローマですのん?

ともかく、アクセスの解説通りに行けばちゃんと到着出来ました。
刀屋「勇進堂」さん!
想像してたより、近代的な外装で、お隣にはお地蔵さんが居らっさいました。
蜂須賀卍ついてました。源氏系かな?

道場を受付を済ませると、開始までまだ時間があるので、道場内の刀剣撮影をしていいとのこと。
ネット上へのアップもいいということで、遠慮なくバシバシ撮りましたよ!!





薙刀・槍の長柄類から、
太刀・打刀・脇差・短刀と揃い踏みですよー。わっほい!
ひとつだけ右向きで飾られてますが、後で聞いたら左が正式だけど、特に意味は無いとのこと。
ワイルドです!! ワイルドです!!!
(※柄が右だと、抜刀が容易なので、敵意が無い場合は左にするそうです)



気になったのは、この太刀です。
普段は見えなくなる柄糸の下まで、きっちり彩色してあって、細部まで気を抜かない美人さん!
しかも、柄糸が鞘まで巻いてあって、なんだかとってもおしゃれ!
やっぱり太刀は、見た目も豪奢で、華がありますねえ。

さて、
全員揃いまして、おさわり会、開始です!
講師は男性の先生。
てっきり受付の女性が、ツイッターで広報してらっしゃる「刀屋娘」さんかなと思ってましたら、先生が「うちのお嬢が居たら、もっと話してたんでしょうけど」って言ってたので、どうも違うようでした。
刀屋娘さん、お会いしたかった。残念><
でも、受付のお姉さん超美人だったし、袴めっちゃ似合ってたので、これはこれで(・∀・)
ちなみにお姉さん、常にすり足行動でいらして、足音が「パタタタ」じゃなくて、「シュパパパ」でした。
SUGEEEE!

配って貰ったレジュメに沿って、お話が進みます。
刀剣の種類、歴史、構造など。



途中で、先生が割と気軽に抜刀なさるので、ドキドキします。
待って、写真追いつかない、待って!!
これは、初期の幅広の打刀から、細身でスマートな打刀への変遷のお話。



鞘が枕です。刀枕なんて使わないのですね。なんか美術品じゃなくて、実用品と言う感じ!
美術館で見ると、横にズラァッって展示される事はあっても、こんな風に縦に並べて見れないので、新鮮な感じ!
比べられて面白いですねえ。

欠けが出た刀は、研いだら生き返りますが、それでも限界はあるということ。
3か所刃零れした刀を見せてもらいましたが、これはこれ以上研げないそうです。
芯鉄が出ちゃうから。
そういうわけで、刃零れした刀は捨てられちゃうとのこと。

で、おまけで先込め銃なども見せて頂いて、とうとう本番!
加州清光出ました!!
美人(・∀・)v

白手袋をして、実際に触らせて貰います。おまけで先生の刀も回ってきました。
こう、見た感じ柄って平べったい印象だったのですが、実際は柄糸が結構ボコボコしています!
なるほど。これで滑らないようになってるのですね。
そして、見た目以上に重い! 二次元ではよく、日本刀を咥えたりするシーンがありますが、これを咥えるのは相当アゴの力必要そうです!
緊張して落としたら怖いので、早々にお隣の方に回しましたが、もう少しじっくりしても良かったですねー。

そして、待望のお手入れタイム。
腕トントンで柄を抜く所とか、目の前で見れて楽しかった!



これが清光のナカゴ。
慌てて、ピンボケしてしまいました><
銘は、良く見る「加州住清光」ではなかったです。正確な銘は、おさわり会発行のファイルを買えば分かるはず(ダイマ)
ナカゴ触らせて貰いましたが、焦りすぎてあまり覚えてないです。
柄の長さに対して、ナカゴは結構小さいんだな、と思いました。

ついでなので質問してみます。

かりょ「加州清光の特徴って、どんなものですか?」
……清光ナカゴというのがあるそう。刃文については、これは途中まで直刃、ハバキ元はのたれ刃だけど、それが清光の特徴って訳ではない。刀工も、色んな刃文を作ってるそうです。

かりょ「清光は本当に非人だったのですか?」
……初代はそうです。
かりょ「非人の身分で、どうして刀づくりに耐えうる玉鋼を入手できたのですか?」
……おそらく自力で採りに行った。

自力で採りに行った。

刀工SUGEEEEE!!!!
当時は、刀工本人が製鉄することも珍しくなく、刀工共有のタタラ場もあったそう。
それなら非差別階級でも問題ありませんな。

実は、事前に読んだ本の中で、戦後の刀工名番付の一覧で、キラキラ受領名の中に、「乞食清光」ってがっつり載ってて、めっちゃ目立ってましてですね。
受領名がお金で買える時代に、なぜあえて「乞食」をプッシュするのか??
本当は「乞食(非人)」ではないので、そこをウリとしてあえて名乗ってるのではないか??って気になってましたので、その辺聞けて良かったです。

そして、研粉ポンポンタイム。
研粉は、割とごっつんぶつけるんですね! ぱっと粉が舞うほどでした。
そして、袱紗でさっと拭う……訳ですが、
「絵としてはこうだけど、実際はこう」
って袱紗をそっと置いて、ティッシュでふきふきwwww
ティッシュwww 加州清光がティッシュで拭かれてるwww
先生、面白いwww

さあ、お待ちかねの、本物の刀で試し切りタイム!
コツは「キャベツを切る時の強さ」で、「床まで斬るつもり」で、「手首を捻らず、まっすぐに振りおろす」ことだそう。
私は、一回目はズバッといけましたが、二回目は、途中で食い込んでしまいました……。
「これ以上やると曲がるのでここまでね」
って言われてしまいました。
ごめんね、ごめんね。

途中、先生が、すっと刀を床に置いて、逆に曲げて、おそらく曲がりを直してました。
あっ……それでいいんだ……。刀ってしゅごい。

そして、販売タイム。
ツバの写しが、2000~3000円。←文鎮にオススメだそう。確かに重かった!
お手入れセット。加州清光・大和守安定・同田貫・和泉守兼定クリアファイルなどがありました。
「これが新作のツバで、イチゴヒトフリ? イチエって言ったら駄目なんだね。ヒトフリ?」
ってセリフで、推しだったらしいお姉様が死にました。
「いや、ゲームを知らないんですよ。お嬢が絶対に見せてくれなくてね?!」
焦る先生が可愛かったです!

クリアファイルはずるかった!!!
ゲーム内のキャラ服装イメージの和柄に、本物の刀剣・ナカゴのアップ写真。
一瞬、大丈夫かな?と思いましたが、数量が問題なければ、普通に同人グッズとして行けてますね。
まあ、沖田君が使った刀ではないですが、それでも本物の清光が写ったクリアファイル!
これは審神者を殺しに来てますね。ヤバイですね。

私は私で、和泉守兼定のファイルを持って悩みます。
あれですよね。十一代目は、銘の文字の綺麗さでは、之定に勝ってますよねwww
というか、之定が汚ゲフンゲフン!
迷ってたら、先生に、
「悩むなら買いなさい!」
って言われました。
「いやぁ……実は、兼定でも之定の方が……之定の方が……」
って言うと、ああー……って顔をするお姉様たち。やっぱり全員審神者ですね? そうですね?
「之定(本体)は400万円するよ!」
と、良い笑顔の先生。

之定は400万円!!

室町からずっと高い評価を受け続ける之定しゅごいです。
でもこれでもきっと安い方なんでしょうね……。

最後は、刀を持っての撮影時間。
色々とポーズのお手本をしてくれる先生。
「基本は右足を前に出してこうだけど、新撰組の流派だと左足が前でこうね」
アッ、これ見た事ある! めっちゃカッコイイ!
「好きなポーズで撮影しますよ。こうとか」
アッ、これ見た事ある! 牙突や!
先生の対応力高過ぎwwwww

「構えの名前は知らないんですが、こういう持ち方で……」
と私は、某之定のポーズを説明しましたが、伝わらず(´・ω・`)
刀屋娘さん、先生に某ゲームを見せてあげて下さい!! お願いします!!!(´・ω・`)
結局、新撰組ポーズでお願いしました!
後から見てみたら、私の履いていったモコモコ靴下が不似合いすぎて酷過ぎたです(ノ∀<)
せめて白いのにしておけば!!

そんな感じで、おさわり会は終了。
いやー! めちゃくちゃ楽しかったです!
これだけ楽しめて、3000円はお得!! 刀剣お好きな方は是非行ってみるといいですよー。

なお、京橋からは大阪城も近いです。
大阪観光のついでに寄るのもありかもです。
来月は同田貫だそうですよー。


……最後についでにおとなりの刀屋さんも寄ってみました!
先生の仰ったように、白鞘入りの子だと5,6万円からある……!!
中に、「兼定」も居ましたw 受領名ついてないから、之定でも十一代目でもないですが。
刀持ってても使えないから……と思っていましたが、先生が仰るには、「美術品」として女性が持つのもオススメだそう。
というのも、日本人が買わないので、国内の美術品がどんどん外国に流出してしまっているそう。

あ~~~~~~~。
使えなくても美術品として置いておくのもアリかな~~~~~~。
床の間もあるし……。お手入れは、月1回~2か月に1回くらいでいいし……。
あ~~~~~~~~~~~悩みますね!!!
とりあえず、もう一回おさわり会参加してから考えます!!!



店長さんから、道場においでって誘って頂きましたが、現地まで一時間以上かかるんですよね……。
10:30開始に参加するために、8時に出たから……。アッ、二時間半。

…………。
……ちょっと考えます……。
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発端はこちら。

刀剣乱舞ヘイト創作騒動の顛末まとめ。
http://anond.hatelabo.jp/20150902124558

(※なお、今回の騒動は「避けたい人が避けられない」状況が問題だったのであり、ヘイト創作やブラック本丸そのものが悪い訳ではありません。
私自身も、それらは特別に好きでもなければ嫌いでもありません。面白いかどうかが重要です)


<引用ここから>
よくあるブラック本丸作品のテンプレは、主人公のオリジナル審神者(だいたいが少女である)が政府に拉致同然に連れてこられるところから始まる。

強制的に審神者にさせられた少女は、ブラック本丸というところで元々の審神者から虐待を受けていた刀剣男士の面倒を見るように言われる。だが虐待を受けていた刀剣男士たちは人間不信に陥っているので、主人公を見ると暴力を震ったり、レイプしてきたりする。

主人公はそれでも忠実に職務を果たそうとし、傷ついている刀剣男士たちを手入れすべく手入れ用の資源(刀剣男士は資材というアイテムを消費して手入れを行うと負傷を回復することができる)を自分でとりに行く。そして命からがら資源を採集して戻り、刀剣男士を手入れするもしくは新しい刀剣男士を鍛刀するなどして仲間を増やし、最終的にはそうやって増えた仲間が敵の刀剣男士を攻撃したり罵倒したりして、主人公と仲間だけが幸せになる。敵の刀剣男士は場合によっては悲惨な目に遭う。
<引用ここまで>


これを読んだ時の疑問が、
1)ヘイトである必要はあるのか?
2)とうらぶの二次創作である必要はあるのか?
3)オリキャラ無双である必要はあるのか?
4)制裁するなら、結局はキャラの使い捨てでないか?(和解なら分かる)


この辺が疑問で、とりあえずまずは読んでみようと、しぶの「ヘイト創作」タグ検索で読み始めたんですが、まあ、そもそも小説の体をなしてないレベルの物が多くて、酷いのなんの。あれ?このタグって、文章力ないですよの免罪符なのかな?、と思ったレベルで。
最近はあまりアマチュアの小説読んでなくて、紙媒体の本がメインだったので、いやあ、やっぱり商業ルートに乗ってる作品は、ある一定の品質が保障されてるんだなあと。

話が逸れました。

「ヘイト創作」に加えて、「1000user超え」も追加で検索することを教えて頂きまして、これでなんとか読める作品が幾つか見つかりました。
まだごく最近の物しか見れていないので、出来ればとうらぶヘイト創作黎明期までさかのぼりたいのですが。
ヘイト創作について気になるので教えてくれ、という方が複数いらしたので、ひとまずは途中経過報告を。

なお、「ヘイト創作についての参考作品」としてはいいと思いますが、単純に読み物として読むならば、無理に守備範囲外に手を出す必要は無いと思いますよ。
最後の2つ以外。これは面白かった。
あと、「ヘイト創作」かつ駄作を読みたいなら、「ヘイト創作」タグの評価が低い物を見れば割とすぐ問題点は分かると思います。



-------------------以下すべてぴくしぶ作品。無断リンクです-----------------------


■審神者の乗っ取り事情
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5630260

話題の乗っ取り本丸・ヘイト創作について、手早くテンプレを理解するにはボリューム等も丁度いいかなと。
ヘイトである必要性、男士の描写に関してはかなりぬるいですが、審神者無双ではないのでまだとっつきやすいです。
キャラ設定だけ走って、物語としては仕上がってません。ヘイト側の男子の心理・行動描写が薄く、単に気に入りは味方、良く知らないのは敵側にした感があります。



■【刀剣乱夢】審神者になりたくなかった審神者の本丸が乗っ取られた話
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5723114

タイトルまんま。
主役の丁寧な感情表現と、身の丈にあった思考が好感です。

ヘイトである必要性は感じられました。
ご都合主義ラブラブ本丸ではなく、リアルを追求したら刀剣全員とは仲良く出来ないわなあ……というのが伝わってきます。
二次創作としての再現度はまあまあ。1VS全の構図が多い中、本丸を二分する結果は説得力があります。こっちのキャラはこっち側じゃないか……という感じがするものの、ここは解釈の範囲内。
審神者はごく一般的な女の子で、無双要素は一切なく、感情移入は可能。ちょっとフワフワしてはいるものの、若さで説明が着く範囲。
小説としての完成度は中の上。それなりの納得も多少の爽快感もあります。


■とある二口の刀と審神者の話 
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5721805

テンプレと見せかけて、ちょっと捻りが効いています。
刀剣は悪意があるというより、善意を知らないと言う印象で、非人間感があってこれはこれで。ヘイト描写が必要な理由も感じられます。
出る刀剣を絞った事で、キャラの再現性もある程度あります。
問題解決と本丸乗っ取りに関して、主人公の知恵と努力が見られ、読み物として面白い。
いまつる可愛いよ、いまつる。


■もう、アイツ等なんか信じない
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5728795
■もう、アイツ等なんか信じない 2
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5729575

本丸を乗っ取られた審神者(1)が、次にブラック本丸へ行く話(2)

1は、正直小説にもなってないただのモノローグ。
ヘイト要素は少ない。刀剣もほぼ出てこないし、とうらぶ二次である必要性が感じられません。
ただ、2で少し持ちなおし。
ヘイト要素は少ない物の、ブラック描写は少しあり。
審神者は無双要素が少々あるものの、勤勉要素で埋めて余ります。
ヘイト創作テンプレを下敷きに、どんでん返しがあり、最後はくすりと笑えます。




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以下はおまけ。
「ヘイト描写」は扱っていても、これは「ヘイト創作」ではないんじゃないか??と思いますが、面白かったし、関係はしているので。

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■乗っ取り見習いは審神者になれるか
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5668067#1

これは、乗っ取り系やヘイト系と見せかけた別物ですね。
非常に読み応えのある作品で、夢中で読んでしまいました。
確かに、乗っ取りは出て来る、鞍替え刀剣男士も出て来る、審神者も高スペック。だけど、それを有り余る文章力とストーリーで読ませてくれます。
男士達の描写も緻密で丁寧、ほぼ全刀剣が出てくるのに、各自それぞれ特徴をしっかり掴んでて、確かにこれはあいつらだ、と思えます。誠実な二次創作です。
特に鶴丸が良かった。多分推し刀なんでしょうが、推し刀を描写する時、無意識にしてしまいがちなご都合無双や、わざとらしい匂いがしません。お見事。

惜しむらくは冒頭の軽いノリのネタ。
どんな効果を狙ったのかな? これ、ネタに走らなくてもちゃんとした文章で書けたでしょうに。
ただもし、一般的なヘイト創作だと誤認させる為に挿入してるなら見事としか言いようがないです。
とりあえず、冒頭のノリで敬遠せずに、最後まで読んで欲しいです。

追記:前後の作品を呼んだら原作未プレイだと書いてあって震えています……。



■審神者と刀剣は同じ先へ行くのか
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5692382#1

上記と同じ作者さんの次回作。
ブラック本丸ではあるけれど、ヘイト創作ではないですね。
でも、良かったので推薦しておきます。
序盤でン?って引っかかった所が伏線で、後から一気にまとめていく手腕がお見事。相変わらず男士達の心情描写や関係も見事ですよ……。
「俺がこの物語の中にいたら、こうするのに!」を、オリキャラが見事にやり抜いてくれます。オリキャラの本来の役目ってそうだよ……そうなんだよ……。素晴らしい。



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まだちょっと、具体的な「制裁」シーンがある物が見つかってなくて、掴み切れてないですね。
ヘイトっぷりも、ふわっと書いてあるだけの者が多くてぬるくてですな……。
「これがヘイト創作だ!」というオススメがあればぜひ教えて下さいですー。
古語を勉強するはずが、ちょっと逸れて、最近は和歌の本なども読んでます。
名作はメモしておくのです。



力をいれずして、天地をうごかし、目に見えぬ鬼神をもあはれとおもはせ、男女のなかをもやはらげ、たけきもののふの心をなぐさむるは歌なり
(古今和歌集 仮名序より)

世の中にたえて桜のなかりせば 春の心ののどけからまし
(古今和歌集 在原業平)

酒杯(さかづき)に梅の花浮け思うどち 飲みての後は散りぬともよし
(万葉集 大伴坂上郎女)

ほととぎす鳴きつるかたをながむれば ただ有明の月ぞ残れる
(百人一首 後徳大寺左大臣)

ねがはくは花のしたにて春死なん そのきさらぎの望月のころ
(山家集 西行)

ただ人は情あれ 朝顔の花の上なる露の世に
ただ人は情あれ 夢の夢の夢の 昨日は今日の古 今日は明日の昔
(閑吟集 小歌)

提(ひっさぐ)る我得具足の一太刀(ひとったち)今この時ぞ天に抛つ(なげうつ)
(辞世の句 千利休)

つゆとをちつゆときへにしわがみかな なにはの事もゆめの又ゆめ
(辞世の句 豊臣秀吉)

ちりぬべき時しりてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ
(辞世の句 細川ガラシャ)



「ありわらのなりひら」でちゃんと一発変換するぱそこんさん、賢すぎるやろ……。
児童文学書には、大人も読むべきものがある……とはよく聞きますが、この「ダレン・シャン」もそのひとつです。
吸血鬼物に関係するならなおさらかな。

親友を助けるため、半バンパイアに身を落とした少年「ダレン・シャン」。
物語はこのダレンを主人公としたものなのですが、著者の名前もまた、「ダレン・シャン」なのだと明かしたら、ある種の人々が吊れそうです。

私は「吸血鬼ハンター’’’D’」あたりから吸血鬼ものに入ったクチなので、かなり人間くさい(半バンパイアの主人公は日光の下も歩ける)吸血鬼には違和感を覚える方なのですが、人狼RPの吸血鬼PLににはある種の指針になりそうです。

現在6巻なのですが、児童文学と侮れない非勧善懲悪ぷり……。
自分を顧みず利他に殉じたカーダも、それをどうすることもできなかったダレンも、
可哀想で可哀想で涙をこらえられませんでした(よっぱらい)


クライマックスと言えるレベルのこの状況で、まだシリーズ半分とか、先が恐ろしいです。
でも、がんばります!!
好きなのは、「くのいち」です。




……いや、違うねん!
これが案外使いやすいんですって!

前回書いた、私の好みの戦闘スタイルなんですよね。
二刀流+手数は軽いけど多い+ジャンプ使える。
しかも、必殺技が全方位かつ移動可能で掃討にも向く。

プレイヤーキャラは半数ほどクリアしましたが、案外一刀流タイプが多いですね。
お市の方が、微妙に二刀流だったのですが、攻撃方向が特殊?で間合いが図りにくくて、扱いづらかったです。

ちなみに、くのいちの設定は真田幸村の名もなき家臣。
他のプレイヤーキャラは全員それなりに有名な武将なので、名前がないのは彼女くらい。
おそらく、幸村にこれといった右腕がいなかった?とかで、苦肉の策なのでしょう。



難を言えば、くのいちさん、性格と喋り方が面倒くさいです(ノ▽<*)
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