誰でもお気軽にコメントどうぞ。過去記事や微妙に趣旨ずれてても気にしない系のかりょです。
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取り出しますは、月桂樹。
ぐつぐつ泡吹く、お鍋にハラリ。
大きなお鍋は、いりません。
両手ですくった3杯の水、
ミルクパンで御用は充分。
ほわりとみどり、香るころ。
桜のはなびら、蒲公英の茎。
菜の花、藤に、雪ノ下。
隠し味には、アセラスを。
あれば四葉のクローバー。
ぐつぐつ泡吹く、お鍋をながめ、
砂時計をひっくり2回半。
コツは夜中に、ひとりきり。
眠れぬ月夜に、作ること。
火を止め、茶漉しでそそぎだす、
片手ですくえる、わずかなお薬。
お茶碗、お湯のみ、耐熱ビーカー。
あなたのお好みでけっこう。
さあさあ、お部屋に戻りましょう。
ゆげがほわほわ、香ります。
紙にえがいた、魔方陣。
呪文を4回、唱えましょう。
ファルスス・アニムス・エクストリコ。
ぷかりと現れ、みどりの妖精。
あなたを指差し、厳しい顔。
「あなたは、悪い子、いけない子。
悪いことを、しましたね」
妖精、妖精、聞いてください。
わたしは、約束を破りました。
わたしはあの子に、悲しい顔をさせました。
わたしは、悪い子、いけない子。
妖精さらに、厳しい顔。
「そんなことじゃ、ありません。
言うべきことを、言ってません。
いまならあなたは、言えるはず。
あなたはだめな子、ひねくれ子。
だけど今なら、言えるはず」
ここにあるのは、魔法の薬。
ごめんなさいが、言える魔法。
魔法のせいなら、仕方がない。
魔法の薬には、さからえない。
ごめんね、ごめんね、ごめんなさい。
ごめんなさいが言えなくて、
ありがとうもまた言えなくて。
ごめんね、ごめんね、ありがとう。
妖精、にこりと微笑んで、光になって消えちゃった。
後に残ったお薬は、泣き顔にだけ、効く薬。
そこへトントン、ノックの音。
慌てて、顔拭き、まあだだよ。
顔を出したのは、なんてこと。
いつものあの子がやってきた。
練習したばかりの、あの言葉。
今こそ、絶対伝えなきゃ。
でもね。だめな子、ひねくれ子。
ごめんなさいが言えなくて。
結局、悪口、にくまれ口。
あらら、魔法が解けました。
ところがあの子が開いた本。
しおりがあるのは、あの魔法。
なんてこった。大失敗!
なのにあの子は知らん顔。
閉じて戻して、近付いて。
背中合わせに、ただ、座り。
何十分も黙りっこ。
やがてあの子が言うのには。
今夜は満月、綺麗だね。
思わず見上げた夜空には、傾きつつあるお月様。
今日も朝から授業です。
思わずぽろりと、ごめんなさい。
あららあの子は、魔法使い。
煮鍋も呪文も使わずに、
引き出すほんとの、わたしの心。
そんなわたしも、魔法使い。
魔方陣も薬も使わずに、
引き出すあの子の、優しい笑顔。
あなたの願いを叶えましょう。
ここにあるのは魔法の薬。
ごめんなさいが、言える魔法。
魔法のせいなら、仕方がない。
魔法の薬には、さからえない。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★
『ごめんなさいが言える薬』
●材料
蒸留水 適量
月桂樹の葉 1枚
桜の花 10枚くらい
タンポポの茎 2~3本
菜の花 1つ
藤の花 10枚くらい
ユキノシタの花 適量
アセラス(王の葉) 1枚
四葉のクローバー あれば1つ
●必要機材
鍋
コップなど(入り口が広くて、耐熱仕様のもの)
茶漉し
●手順
1★ 蒸留水を鍋にあけ、沸騰させる
2★ 月桂樹の葉をいれる
3★ 月桂樹が柔らかくなったら、他の材料もいれる
4★ 少し待ち、材料がほどよくほぐれて、水が少なくなってきたら、火を止めて、茶漉しを通して、コップに注ぎ、お湯だけをとる
5★ 魔方陣の上にコップを置き、呪文を唱える
(falsus animus extrico)
●結果
これってたぶん・・・。
単なるいい香りがするだけの水っていう気がするよ?
※ソレンティア2008年度 課題の再録※
ぐつぐつ泡吹く、お鍋にハラリ。
大きなお鍋は、いりません。
両手ですくった3杯の水、
ミルクパンで御用は充分。
ほわりとみどり、香るころ。
桜のはなびら、蒲公英の茎。
菜の花、藤に、雪ノ下。
隠し味には、アセラスを。
あれば四葉のクローバー。
ぐつぐつ泡吹く、お鍋をながめ、
砂時計をひっくり2回半。
コツは夜中に、ひとりきり。
眠れぬ月夜に、作ること。
火を止め、茶漉しでそそぎだす、
片手ですくえる、わずかなお薬。
お茶碗、お湯のみ、耐熱ビーカー。
あなたのお好みでけっこう。
さあさあ、お部屋に戻りましょう。
ゆげがほわほわ、香ります。
紙にえがいた、魔方陣。
呪文を4回、唱えましょう。
ファルスス・アニムス・エクストリコ。
ぷかりと現れ、みどりの妖精。
あなたを指差し、厳しい顔。
「あなたは、悪い子、いけない子。
悪いことを、しましたね」
妖精、妖精、聞いてください。
わたしは、約束を破りました。
わたしはあの子に、悲しい顔をさせました。
わたしは、悪い子、いけない子。
妖精さらに、厳しい顔。
「そんなことじゃ、ありません。
言うべきことを、言ってません。
いまならあなたは、言えるはず。
あなたはだめな子、ひねくれ子。
だけど今なら、言えるはず」
ここにあるのは、魔法の薬。
ごめんなさいが、言える魔法。
魔法のせいなら、仕方がない。
魔法の薬には、さからえない。
ごめんね、ごめんね、ごめんなさい。
ごめんなさいが言えなくて、
ありがとうもまた言えなくて。
ごめんね、ごめんね、ありがとう。
妖精、にこりと微笑んで、光になって消えちゃった。
後に残ったお薬は、泣き顔にだけ、効く薬。
そこへトントン、ノックの音。
慌てて、顔拭き、まあだだよ。
顔を出したのは、なんてこと。
いつものあの子がやってきた。
練習したばかりの、あの言葉。
今こそ、絶対伝えなきゃ。
でもね。だめな子、ひねくれ子。
ごめんなさいが言えなくて。
結局、悪口、にくまれ口。
あらら、魔法が解けました。
ところがあの子が開いた本。
しおりがあるのは、あの魔法。
なんてこった。大失敗!
なのにあの子は知らん顔。
閉じて戻して、近付いて。
背中合わせに、ただ、座り。
何十分も黙りっこ。
やがてあの子が言うのには。
今夜は満月、綺麗だね。
思わず見上げた夜空には、傾きつつあるお月様。
今日も朝から授業です。
思わずぽろりと、ごめんなさい。
あららあの子は、魔法使い。
煮鍋も呪文も使わずに、
引き出すほんとの、わたしの心。
そんなわたしも、魔法使い。
魔方陣も薬も使わずに、
引き出すあの子の、優しい笑顔。
あなたの願いを叶えましょう。
ここにあるのは魔法の薬。
ごめんなさいが、言える魔法。
魔法のせいなら、仕方がない。
魔法の薬には、さからえない。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★
『ごめんなさいが言える薬』
●材料
蒸留水 適量
月桂樹の葉 1枚
桜の花 10枚くらい
タンポポの茎 2~3本
菜の花 1つ
藤の花 10枚くらい
ユキノシタの花 適量
アセラス(王の葉) 1枚
四葉のクローバー あれば1つ
●必要機材
鍋
コップなど(入り口が広くて、耐熱仕様のもの)
茶漉し
●手順
1★ 蒸留水を鍋にあけ、沸騰させる
2★ 月桂樹の葉をいれる
3★ 月桂樹が柔らかくなったら、他の材料もいれる
4★ 少し待ち、材料がほどよくほぐれて、水が少なくなってきたら、火を止めて、茶漉しを通して、コップに注ぎ、お湯だけをとる
5★ 魔方陣の上にコップを置き、呪文を唱える
(falsus animus extrico)
●結果
これってたぶん・・・。
単なるいい香りがするだけの水っていう気がするよ?
※ソレンティア2008年度 課題の再録※
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