誰でもお気軽にコメントどうぞ。過去記事や微妙に趣旨ずれてても気にしない系のかりょです。
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こんばんは、かりょです(・∀・)ノ
本日、脇差買いました(・∀・)ノ
先にお断りしておきますが、かりょの人は、別に資産家でも収集家でも立派な家柄でもありませんよ。
刀剣ニワカのごく一般人で、安月給で現代社会と戦う成人女性です。
それが何故、日本刀を買う事にしたのか? その辺を順を追ってご説明します。
もともと、武具自体は好きだったのですね。
この辺のお話とか。
でも、この頃はごく普通の素人でした。
へー、現代でもお守り刀あるんだーとか思ってました。
それがもう少し興味を持ったのは、もちろん、あの刀擬人化ゲームの仕業ですよ。
でも、最初の頃は私ももう少し冷静でした。
「私が好きなのは、キャラクターであって、三次元の刀ではないので! 推し刀の元ネタではあっても、それはキャラとは違う人なんで! 例え、推しの元ネタが展示されても見に行かないので!」
って、言ってました。
考えが少し変わったのは、三次元の刀を見に飛びまわってる友人とお話してから。
各地の美術館や神社など、あちこち見て回っていた友人でしたが、実は本当の推し刀は所在不明で、
どうあっても見る事はできないのでした。
……あれ?
もしかして、推し刀の元ネタがちゃんと現存されてるって、とても貴重で得難い事なんじゃないでしょうか?
とはいえ、私の推し方は現存してるのは分かってても、公開されていませんので、
いつか見る事を楽しみにしながら、気が付いたら各地の美術館や神社を飛び回ってました。
おやぁ?
そんな折に出会ったのが、勇進堂さんの刀剣おさわり会です。
実際に手にとって触れたら、二次小説を書くのに便利じゃない?という気楽な気持ちで参加したのですが、
ここでのお話で、買いたいという気持ちが沸いてきました。
現在、日本刀がどんどん海外に流出してるということで、もしかしたら、将来、美術館などの超貴重品と、安物以外の、いわゆる「中間の刀」を見る事が出来なくなるかもしれない、と思うと、手元に欲しいなーという気持ちになってしまいましてなー。
そしてまた、手の届く値段なんですよ。
安い物だと、5万円くらいからありますし。
そんな訳で、あちこち刀屋さんを見るようになって、もう一度勇進堂さんを訪れたのが先月です。
正直、お手入れは、HPやようつべなど見つつやればなんとかなると思ったのですが、とにかく抜刀は自分でやってみないと、自分の手で刀に傷を付けてしまうことになる、と心配でして。
それで、おさわり会のリピーター特権か、サムライ体験で、抜刀の仕方を教えて貰おうと思っての「もう一回来ます」だったのでした。
そして本日。
サムライ体験も大変面白かったのですが、また別の話になりますので、
この辺についてはまた今度。
終了後、お店へ移動します。
本日は店主も刀屋娘さんもご不在との事。
出なおそうかな、とも思いましたが、ずっと楽しみにしてたので、いややっぱり今日持って帰る!と覚悟を決めます。
予算は20万円です。現金おろしてきました。給料三カ月分です(ノ∀<)
そこで見せて頂いたのが、河田先生超オススメの33万円の大きめ脇差と、
20万弱な朱塗、室町時代の合口造りの小さめ脇差。
先生、33万円はキツイです。厳しいですorz
でも、フル揃いの拵え・白鞘・小柄付き、保存刀剣証明書付き……もう何も増やさなくていいというのは強い……。
ふぬぅぅぅぅ!!
ちなみに、前回見た、孫六兼元はすでに売れてました。
それだけじゃなくて、二字兼定も、おさわり会に出た清光も売れてました。
「刀屋って、そんなに回転早いものなんですか?!」
って聞いたら、
「今、春節だからねー。中国の方が買ってくねん」
との事。
あああ、目の前で! 目の前で海外流出している~~~!!
「33万円ので!」
やっちまいました。
これで、この先一カ月は、卵かけご飯決定ですね……(゜д゜;)
20万しか持って来てなかったので、残りはクレジットカードで決済し、
その場で所有者変更の手続きの準備をして頂いて完了。
めっちゃしっかり梱包して頂きました。
一応、大きめの鞄は持って行ってましたが、物理的に入らなかった。てへへ。
普段はカラオケ行ったり、何か遊んでから帰るのですが、
流石に今日はまっすぐ帰りました。
早速猫が寄って来ます。
梱包を解いて、刀掛台を組み立て、床の間に飾ってからご挨拶しました。
刃文は互の目。帽子は掃掛け。たぶん匂出来。地鉄は柾目肌。
銘は「法橋入道源菊平」さん。45.2cmの、反りは0.6cm。
……ここまでは分かりましたが、ナカゴの形や、ナカゴ尻の形は、手元にあるのでは載ってなくてですな……。また調べなきゃですね。
銘も切れてないし、生ぶかな~?と思うのですが。
刃文を見る時に油を拭って頂いて居たので、塗った方がいいかな~と思って、一回目のお手入れもしましたが、油がぴたぴたで、猫の毛がすぐくっつく程だったので、塗り直して頂いてたのかもしれませんね。
日刀保のHPを見ながらやったら、思ったほど難しくなかったので、これから先も出来そうだと思います。
油が零れて、アッー!とか、油の付いた手で白鞘触っちゃって、アッー!とか、最初の一回だけで、素人がやるルートはすでに通りましたがw
手はまだ斬ってませんけどね!
そんな訳で、うちの菊平さんを、大事にしていこうと思います。
追記:
勇進堂さんのHPのキャッシュから、サルベージしましたぞ~~。
◆法橋入道源菊平(白鞘・拵付) 脇差
表 銘:法橋入道源菊平 裏 銘:なし 時 代:江戸
刃 長:45.2cm 元 幅:27.6mm 元 重:4.9mm
反 り:0.6cm 先 幅:21.6mm 先 重:3.9mm
目釘穴:1個 鞘を払って:g 刀身のみ:369g
登 録:鹿児島県教育委員会 平成2年 7月
◆菊平は、肥前の刀工で、江戸初期 寛文頃の人。入道して法橋に叙せられる。本作、身幅広く、重ね優しく、鎬やや高く、先延び心に、反り姿の良い添差で、力強い姿を見せる。
地肌 板目、柾気を交え、練れて、地沸つき、金色冴えて精美。
刃紋 互の目、尖りを交え、小沸良くつき、沸足入り、力強い砂流しかかり、焼刃深く、刃味明るく冴える。
鋩子 直小湾れて、突上げ、掃けて、先小丸。
◆黒呂笛巻鞘脇差拵
時代のある拵に金具はすべて真面目な物が付属。縁頭は赤銅魚々子地に旅人図。目貫は采配図で、大きな親粒を使用した白鮫を柄下地に使い、正絹黒色糸を片摘巻にする。鍔は鉄地丸形に万年青を透かしたもの。鞘は黒漆地に全体を笛巻にした洒落た物。疵や摺れ・割れも無く、保存状態も良い脇差拵である。
本日、脇差買いました(・∀・)ノ
先にお断りしておきますが、かりょの人は、別に資産家でも収集家でも立派な家柄でもありませんよ。
刀剣ニワカのごく一般人で、安月給で現代社会と戦う成人女性です。
それが何故、日本刀を買う事にしたのか? その辺を順を追ってご説明します。
もともと、武具自体は好きだったのですね。
この辺のお話とか。
でも、この頃はごく普通の素人でした。
へー、現代でもお守り刀あるんだーとか思ってました。
それがもう少し興味を持ったのは、もちろん、あの刀擬人化ゲームの仕業ですよ。
でも、最初の頃は私ももう少し冷静でした。
「私が好きなのは、キャラクターであって、三次元の刀ではないので! 推し刀の元ネタではあっても、それはキャラとは違う人なんで! 例え、推しの元ネタが展示されても見に行かないので!」
って、言ってました。
考えが少し変わったのは、三次元の刀を見に飛びまわってる友人とお話してから。
各地の美術館や神社など、あちこち見て回っていた友人でしたが、実は本当の推し刀は所在不明で、
どうあっても見る事はできないのでした。
……あれ?
もしかして、推し刀の元ネタがちゃんと現存されてるって、とても貴重で得難い事なんじゃないでしょうか?
とはいえ、私の推し方は現存してるのは分かってても、公開されていませんので、
いつか見る事を楽しみにしながら、気が付いたら各地の美術館や神社を飛び回ってました。
おやぁ?
そんな折に出会ったのが、勇進堂さんの刀剣おさわり会です。
実際に手にとって触れたら、二次小説を書くのに便利じゃない?という気楽な気持ちで参加したのですが、
ここでのお話で、買いたいという気持ちが沸いてきました。
現在、日本刀がどんどん海外に流出してるということで、もしかしたら、将来、美術館などの超貴重品と、安物以外の、いわゆる「中間の刀」を見る事が出来なくなるかもしれない、と思うと、手元に欲しいなーという気持ちになってしまいましてなー。
そしてまた、手の届く値段なんですよ。
安い物だと、5万円くらいからありますし。
そんな訳で、あちこち刀屋さんを見るようになって、もう一度勇進堂さんを訪れたのが先月です。
正直、お手入れは、HPやようつべなど見つつやればなんとかなると思ったのですが、とにかく抜刀は自分でやってみないと、自分の手で刀に傷を付けてしまうことになる、と心配でして。
それで、おさわり会のリピーター特権か、サムライ体験で、抜刀の仕方を教えて貰おうと思っての「もう一回来ます」だったのでした。
そして本日。
サムライ体験も大変面白かったのですが、また別の話になりますので、
この辺についてはまた今度。
終了後、お店へ移動します。
本日は店主も刀屋娘さんもご不在との事。
出なおそうかな、とも思いましたが、ずっと楽しみにしてたので、いややっぱり今日持って帰る!と覚悟を決めます。
予算は20万円です。現金おろしてきました。給料三カ月分です(ノ∀<)
そこで見せて頂いたのが、河田先生超オススメの33万円の大きめ脇差と、
20万弱な朱塗、室町時代の合口造りの小さめ脇差。
先生、33万円はキツイです。厳しいですorz
でも、フル揃いの拵え・白鞘・小柄付き、保存刀剣証明書付き……もう何も増やさなくていいというのは強い……。
ふぬぅぅぅぅ!!
ちなみに、前回見た、孫六兼元はすでに売れてました。
それだけじゃなくて、二字兼定も、おさわり会に出た清光も売れてました。
「刀屋って、そんなに回転早いものなんですか?!」
って聞いたら、
「今、春節だからねー。中国の方が買ってくねん」
との事。
あああ、目の前で! 目の前で海外流出している~~~!!
「33万円ので!」
やっちまいました。
これで、この先一カ月は、卵かけご飯決定ですね……(゜д゜;)
20万しか持って来てなかったので、残りはクレジットカードで決済し、
その場で所有者変更の手続きの準備をして頂いて完了。
めっちゃしっかり梱包して頂きました。
一応、大きめの鞄は持って行ってましたが、物理的に入らなかった。てへへ。
普段はカラオケ行ったり、何か遊んでから帰るのですが、
流石に今日はまっすぐ帰りました。
早速猫が寄って来ます。
梱包を解いて、刀掛台を組み立て、床の間に飾ってからご挨拶しました。
刃文は互の目。帽子は掃掛け。たぶん匂出来。地鉄は柾目肌。
銘は「法橋入道源菊平」さん。45.2cmの、反りは0.6cm。
……ここまでは分かりましたが、ナカゴの形や、ナカゴ尻の形は、手元にあるのでは載ってなくてですな……。また調べなきゃですね。
銘も切れてないし、生ぶかな~?と思うのですが。
刃文を見る時に油を拭って頂いて居たので、塗った方がいいかな~と思って、一回目のお手入れもしましたが、油がぴたぴたで、猫の毛がすぐくっつく程だったので、塗り直して頂いてたのかもしれませんね。
日刀保のHPを見ながらやったら、思ったほど難しくなかったので、これから先も出来そうだと思います。
油が零れて、アッー!とか、油の付いた手で白鞘触っちゃって、アッー!とか、最初の一回だけで、素人がやるルートはすでに通りましたがw
手はまだ斬ってませんけどね!
そんな訳で、うちの菊平さんを、大事にしていこうと思います。
追記:
勇進堂さんのHPのキャッシュから、サルベージしましたぞ~~。
◆法橋入道源菊平(白鞘・拵付) 脇差
表 銘:法橋入道源菊平 裏 銘:なし 時 代:江戸
刃 長:45.2cm 元 幅:27.6mm 元 重:4.9mm
反 り:0.6cm 先 幅:21.6mm 先 重:3.9mm
目釘穴:1個 鞘を払って:g 刀身のみ:369g
登 録:鹿児島県教育委員会 平成2年 7月
◆菊平は、肥前の刀工で、江戸初期 寛文頃の人。入道して法橋に叙せられる。本作、身幅広く、重ね優しく、鎬やや高く、先延び心に、反り姿の良い添差で、力強い姿を見せる。
地肌 板目、柾気を交え、練れて、地沸つき、金色冴えて精美。
刃紋 互の目、尖りを交え、小沸良くつき、沸足入り、力強い砂流しかかり、焼刃深く、刃味明るく冴える。
鋩子 直小湾れて、突上げ、掃けて、先小丸。
◆黒呂笛巻鞘脇差拵
時代のある拵に金具はすべて真面目な物が付属。縁頭は赤銅魚々子地に旅人図。目貫は采配図で、大きな親粒を使用した白鮫を柄下地に使い、正絹黒色糸を片摘巻にする。鍔は鉄地丸形に万年青を透かしたもの。鞘は黒漆地に全体を笛巻にした洒落た物。疵や摺れ・割れも無く、保存状態も良い脇差拵である。
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