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誰でもお気軽にコメントどうぞ。過去記事や微妙に趣旨ずれてても気にしない系のかりょです。
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色々とネタバレがありますので、折りたたみで~。


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なんであんなに聞いてて眠くなるんだろうー?と考えてみました。

ヒントになったのは、
「小鳥の声が心地よいのは、小鳥は捕食獣が居る危険な場所では鳴かない=その場所が安全だから」
という説。

これ、猫のゴロゴロにもあてはまるんじゃないでしょうか。
猫がゴロゴロ言う
=その猫は自分に敵意を持っていない
=なおかつ、周囲に捕食獣などもいない
=だから安全
=寝てもいい!
……っていう。

こう考えると、人間が「心地よさ」を感じる時っていうのは、「安全」と密接に結びついている気がします。

朝のお日様 = 危険な夜が終わって、活動時間が始まる
春のぽかぽか陽気 = 凍えることも、熱射病の危険も低い
動物の寝顔 = 人間より感覚の鋭い動物が安心できる状況

ぱっと思いつくのはこんな感じ?
普段は知性の生き物のつもりでいるけれども、こういうことを考えると、やっぱり人間って被捕食動物の一種なんですよねえ。
ちょっと前にツイッターで、おかしいおかしいってつぶやいてた件ですがー。

クレカ会社に電話して。
銀行カード窓口に電話して。

「郵便局のカードが同じ色なので、銀行口座に預け入れたつもりでそちらにいれられたのでは?」
「いやー、私の持ってる郵便局カードって、色が違うタイプなのですよね」

結局、電話では解決しなかったので、一応の可能性を見て、郵便局の通帳記入に行くことにしました。
私は郵便局が給与受け取り口座、銀行がクレカ支払い口座なので、月イチで移動してるんですよね。
問題の日も、郵便局で引き出して、銀行に預け入れたはずなのですが。

で。

通帳記入して見た結果………、
郵便局で引き出し
→銀行に移動
→銀行から手数料をかけてゆうちょ口座に預け入れ

……というアフォなことをしていたことが発覚。

うわああああクレカの人も銀行の人も、なんにも悪くないじゃない!
私ひとりがアフォやっただけじゃない!
あああああああ!
誰だよ、カードの色が違うから間違えません(キリッ とか言ったかりょさんは! 私だ!


……皆さんも預け入れ先には気を付けようねっ。
ツイッターでキャラメイクの話を呟いていたら、ありがたくも読みたい!と言っていただけたので、まとめまとめ。


一般論として、その人物を形作るのは、

天: 生まれ持った才能や体質
地: 育った土地の風土や気候など
人: 周囲の人々からの影響

……の3要素だそうです。

私がキャラメイクの際に重視するのはこの「人」。中でも家庭環境。さらに言うなら幼少期の環境ですな。
誕生日とか星座とか血液型は、よっぽど長い付き合いのキャラでもないと考えてません。
数年単位でRPしてるソレンキャラでもそうなので、2週間で終わっちゃう人狼村ならなおさら。

どれを重視するかは人それぞれでいいと思いますが、全部を決めるよりは1つを絞り込んで設定した方が、個性をつけやすいのではないでしょうか。
たとえば、「天(生まれつき)」要素の「このPCはA型タイプ!」と決めたなら、「A型らしい行動」を考えるだけで、だいたいのリアクションは想像がつきますよね。

人狼村だとじっくりキャラを作りこむ時間があまりないので、サクサクそのキャラを把握する必要があります。更新時間は待ってくれないので。
「似たようなキャラ」になってしまうと悩んでいる方がいらしたら、この辺のテク使ってみてはいかがでしょうー。


で。
私の場合についてのお話。

まず、これがしたい!を決める。
シチュエーションだったり、セリフだったり、設定だったり色々ですが、それがキャラの主軸となります。

次にその主軸を描写するのに適した性別やら体型やらをざらっと決めて、そのキャラと会話しつつ、幼少時の家族構成を聞き出します。

無条件の愛を受けて育った子は、愛することを恐れないでしょう。
叱られて育った子は、人の顔色を伺うでしょう。
負けた事がある子は、立ち上がり方を知っているでしょう。
比べられて育った子は、劣等感を抱いて周りを見るでしょう。

そうやって、そのPCが生きてきた道が分かれば、どんな状況が飛んできても、そのキャラがどう反応するか、だいたい予測がたつと。

つまり、
主軸が「目的地」。
家族構成を含めたキャラ設定が「交通手段」。
RPが「そこへ行く道」。
かな。


なんかすごい時間になってましたので、具体例やらは次の日記で。
「……「ばれんたいん」のお返しは何をしたらいいんだ?」

……と、久しぶりに牡鹿亭に顔を出したサーシャが聞くと、女亭主のサンドラはやれやれと首を振って、

「ラビへのお返しかい?」
「ああ。……ラビがサンドラにチョコの作り方を教わったという話を聞いた。
ならば、その返礼のことも、サンドラに聞けばわかると思った」

この面倒見のいい姉御なら、文句は言っても最終的には教えてくれるだろうと読んでのことだった。
予想通り、サンドラは御馳走様だねえと言いつつも、

「バレンタインはチョコだけども、ホワイトデーはこれと言った決まりはないのさ。良くあるのは、キャンディーとか、マシュマロウ、クッキーなんかだろうね」
「……それは菓子類か? 作ったことがないんだが」

サーシャは真顔で困った。
いわゆる「まるごと焼いて塩を振る」「水にぶっこんで煮込む」的な男の料理なら普段からしているが、菓子類は火加減や分量など、相当困難な物だと聞いている。
無論、ラビの為なら出来るし、習えばなんとか、とは思うが……。

「そうだねえ。山で採れる珍しい物で、何か甘い物はないのかい?」
「蜂の巣なら、」
「……悪いことは言わないから、それはやめておきな」

音速却下されて、サーシャは瞬きした。
もしかして、果物や甘草の方が良かったのだろうか。

「それとも蜜蟻の方が、」
「そいつもやめときな」

またもや却下された。
都会人は色々と難しい。

「女なら、装飾品や花、縫いぐるみなんかでもいいんだけどね。
あのラビにそういうものは……まあ、似合うっちゃ似合うだろうが」

サーシャは、お花畑でシュガーバニーと戯れるラビを想像してみた。
……確かに見た目だけならよく似合っている。

ラビは、事情を知らない者には、声変わりするかどうかという年頃の少年に見えるだろう。やわらかな髪に人懐っこい大きな鳶色の目が実に印象的だ。
サーシャとの身長差は25cm。並んでいたら、似ていない兄弟か弟子あたりに間違われることもある。

ところがどっこい、そのラビの正体は齢三ケタになろうかというジジイである。
このサンドラの若い頃(それが何年前かは聞いてはならない)から、今の姿のままだというのだから、人間の常識をぶっ壊している。
恩も恨みもあちこちに積み重ねているようで、町の中でさえ定まった住所を持たない程だ。

「……それならさ。
別に形あるものでなくてもいいんじゃないかい? チューとか」

最終的に、サンドラはそんなことを言い始めた。

「……それはもうした」
「はいはい、御馳走様」

それ以外の何があるだろうと、サーシャは赤くなってそっぽ向きながら考えた。


 ※


「サーシャ、何をしてくれるの?」

外見通りの少年のような笑顔で嬉しそうに聞いてくるラビに、そこに座ってくれと、サーシャは切株を示した。
ここは町外れの木立。サーシャが宿代をケチる時によく野宿する辺りだ。
木々が途切れて空が覗き、静かで明るい日差しが降り注いでいる。

「あまり期待はしないでほしいんだが」

サーシャの肩の上には緑色のインコが。弓用の籠手を着けた左腕には、フクロウがとまっている。
鳥の言葉で彼らに話しかけると、インコはノリノリの高い声でピュイリリと鳴き始め、フクロウは眠そうな低い声でホウ、ホウとリズムをとりはじめた。
それらの鳴き声にあわせ、サーシャはテノールの声で歌い始めた。

「見えない時は 空に想う
 同じ月の下に 君もいるのか
 陽を横切る あの翼を
 君も見ているか」

……最初は、丁度いいタイミングで牡鹿亭に顔を出したニキータに、伴奏を頼んだのだ。
しかし、あわなかった。謎の破壊的不協和音が、牡鹿亭のガラスコップを割り砕き、怒ったサンドラに牡鹿亭から叩き出されたのだ。
……普段は風や木擦れの音しか聞いていないサーシャが、音階を解っていないせいなのか。ニキータが即興でアレンジを加え過ぎているせいなのか。

ともかく、これでは駄目だと見上げた先に鳥使いのマフテがいたのだった。

「傍にいれば 君を想う
 ここがどれほど 暖かく
 君がどれほど 優しくて
 おれを癒して くれているかを」

楽譜なしの即興の歌声に、いつの間にか野鳥が集まってあいの手をいれ、仔リスが枝を走りまわっては、木の葉や実を落とした。
やがて歌声は木立と落ち葉の中に吸い込まれて行った。

「……ラビが、おれを一番だと言ってくれて、うれしかった。
傍に居ると言ってくれて、うれしかった」

歌を終えてラビに近づき、サーシャはそう言った。
ハイドが基本性能の弓士の足は、枯れ葉を踏んでも音をたてない。

「ラビのくれたチョコはおいしかった。
ラビが好き。大好きだ。ずっと居てほしい」

サーシャは身をかがめて、柔らかいラビの髪に顔を寄せ、額に唇を落とした。
くすぐったそうなラビの笑い声を聞きながら、その肩を抱き寄せた。


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蕎麦様のバレンタインSS↑のお返し。
遅くなってすみませんっ。

イラストは、あれだ。頂いたSSを読み返していたら、手が勝手に。
愛想のないサーシャですが、今後もよろしくお願いします。
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