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誰でもお気軽にコメントどうぞ。過去記事や微妙に趣旨ずれてても気にしない系のかりょです。
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昨夜、家族でだらーっとテレビを見ていたら、性同一性障害のカップルの特集がテレビでやってまして。
あ、そういやまだ言ってないやって感じで、親にバイセクシュアルCOしました。

おかん「あ、そう」

あ、そう、って(ノ∀<*)

私「前の恋人は異性やったけど、その前が同性やってん」
おかん「性同一性障害じゃないんやろ?」
私「うん。ただ、同性も異性も好きなだけ。今の自分に全然不満ないし、悩んだことも一度もないで」
おかん「あんた動物も好きやもんなあ、同じようなもんやろ」
私「まあね(・∀・)b 博愛やね!」
おかん「ほな問題ないな」
私「問題ないな」

いやー、おかんは偉大やわ。


……あ、ちなみに同性の恋人だった子とは、ぷらとにっくでしたお!
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そうそう、ご報告を忘れていました。
1~2か月程前に、下半身が動かなくなって通院中だったフェレットのベルさんですが。




・・・なんと、動けるようになりましたヽ(´▽`)ノ

いや、普通治らないだろ! そんなことなったらまず間違いなくお亡くなりになるだろ!と今までの自分自身の経験が総ツッコミを入れてきますが、ベルさんは今日も元気に、入ってはいけない部屋まで全力まっしぐらでございます。
こらぁ!

いや、正確には根本的な脾臓の肥大が治ったわけではないんですけどね。
フェレットは副腎か脾臓の病気で亡くなる子がほとんどなので、たぶん一生のお付き合いなわけですが。
ひとまずは脊髄を圧迫していたほどの肥大は収まったということで、ひと安心。


フェレットの寿命は5年と言われていました。
現在は餌が良くなったのと、知識のある獣医が増えてきたことで、6~7年と言われています。
しかし、実はこれは同サイズのペットの中では短い寿命です。

ハムスターは?と思われる方もいらっさるでしょうが、ハムハムはあのサイズで寿命は2~3年。その間にネズミ算で子供を産むので、複数飼いなら平気でン十年行きます。
ウサギならフェレットより一回り大きくて10年弱。イヌネコはもっと大きいですが10年ちょい。
逆に小鳥はハムスターサイズで10~20年です。

フェレの寿命の短さの原因は色々言われていますが、その原因のひとつかもしれないのは、早期の去勢避妊手術です。
フェレはイタチなので、臭腺があります。いわゆる「イタチの最後っ屁」と言われるように、これはものすごく臭くてペットとして飼うのに向かない。
そこで、生まれてからペットショップに行くまでの数カ月の間に、臭腺を取ってしまって、どうせ手術するならとそこでついでに去勢避妊もしてしまうわけですが。
やはり、臓器というものは、必要だからあるわけであって、取ってしまって何も影響がないわけはないのです。

「ペットにするために手術が不可避な動物を、ペットとして飼うべきではない」
……という主張もあります。ある意味真実だと思います。
でも、人に良く馴れて、愛想が良くて、前向きで楽天家で簡単に人を信じて、タフで手間もかからない、そんなフェレットは、特に個生活化、内向化が進む現代日本に、やっぱり向いてるペットだと、私は思うわけです。
最近、作品鑑賞日記となりつつある今日このごろ、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は寝不足です。自業自得ですね、はい。

というわけで。
レンタルDVDの中の人の機嫌で、ずっと今までお預けだったギルクラ最終巻がやってきましたー。
supercellの歌はやっぱりいいですね。歌詞も曲も。

あらすじは……、すでに前半とか曖昧になってますが、ざざっと。

少しだけ未来。
「ラストクリスマス」に起こった、謎の奇病の蔓延により、GHQによって封鎖された日本。
次第に肉体が結晶化していくという奇病に怯えながらも、日常を過ごす日本人達。
人づきあいも自分の感情を表現することも苦手な高校生、桜間集(おうま しゅう)は、死んだような日々を送っていた。
その彼の運命は、怪我を負って逃げる少女と出会ったことで動き始める。彼女はウェブミュージシャン「EGOIST」のボーカル楪いのり(ゆずりは いのり)。

いのりが持って逃げていた物を、訳も分からず受け取る集。
それは、人の心を取りだし武器として扱う「ヴォイド」の能力だった。
いのりは、レジスタンス「葬儀社」のメンバー。そのヴォイドは、リーダーの涯が得るはずのものだったと言う。

「ボーイミーツガール」という王道ストーリーでありながら、
「封鎖された日本」という絶望的な環境。
「キャラクターと、その心が作りだす武器」という人物の作り込み。
そこに、「奇病が生まれた理由」と、「特殊能力を得たただの高校生の歪み」が絡んできて……、

と言う感じで。
物語としては面白かったです。
絵もきれいだし、ぬるぬる動くしで、見て損する作品ではないかと。
ヴォイドのデザインなども、武器というより装飾品のような感じで、美しかった。衣服関係……とくにいのりのはものすっごい構造が謎というか、アレな感じですが、見て格好いいのは確か。
登場人物のすれ違いや、ちょっとした「うまくいかなさ」がもどかしくって、切なかったです。
都合のいい「正解」がどこにもなくて、手探りで体当たりで不器用な人々は、どこか悲しい。

この先の感想はネタバレ含みますので、続きに収納。

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上橋菜穂子作 講談社文庫 

「獣の奏者エリン」というアニメを途中の一話だけ見たことがあり、それがまたけもけももふもふの回かつ、NHKなのに大人っぽい話だなあと印象に残っていました。
なので、原作をガレージセールで見かけて、微妙に題名が違ったものの、これが原作だとピンときました。講談社文庫からアニメ化ってなんだか珍しいなーと思いつつ、即購入。

……うん、これは面白い!!
深夜までかかって2冊読み切ってしまいました。
本編の面白さに比べて、巻末にはびっくりするほどつまらない解説がついていたのですが、ただ、この解説者にはひとつだけ誉められることがありまして。どうでもいい横道と読了した人には分かり切ってる、数ページにわたる感想文を排除して1文にまとめると、この作品の面白さをよく表現してると思います。

つまり、
「天使も魔法も出てこない大人のファンタジー」
小野さんの十二国記もファンタジーとしては異色ですが、これもまた違った方向で異色です。
リアリティと生々しさが、ノンフィクションばりです。中でも特に幻想動物が素晴らしい。もふもふけもけもしてて、けも好きにはたまりません。
文章も巧い。
物語の最初は、夜の明けきらない朝まだきに、「母」のたてる音で主人公が目を覚ますシーンから始まるのですが、包み込まれるような雨の音、「母」のにおい、そういったものが一気に襲いかかってきます。
これはすごい。

~~ざっくりあらすじ~~
闘蛇という戦闘用の動物を育てる村で、生まれ育った10歳の少女エリン。
だが、彼女の母親は、村の外から来た異邦人だった。まだ完全に理解できないような疎外感を感じながらも平和に過ごしていた彼女だったが……。
ある日、母親は、その闘蛇を大量死させた罪を問われてしまう。
母親を救わねば。10歳の悲痛な決意は、しかし、大人の権力、そして、絶対的な闘蛇の前に無力だった。
~~~~

見所は、理解不能な獣が、神聖でなくなっていくその過程。
そして闘蛇の圧倒的な存在感と、その天敵である王獣のもふもふ感。
複数の登場人物の運命が、ひと所に寄りあわされるドラマ。
霧の民<アーリョ>の使命と国の歴史が動く瞬間。

少女の成長物語、動物もの、歴史ものが組み合わさった良質な小説でした。
御馳走様です。

……そして、繰り返しますが巻末の解説が本当につまらな(ry
ドジだけど、明るくて正義感の強い少女・響。
ある日彼女が行ったライブ会場は、「ノイズ」という化け物に襲われる。
絶体絶命の危機を、ライブの主役「ツヴァイウィング」の奏と翼によって救われるが、
奏は響を助けるため自爆技である「絶唱」を使用して命を落としてしまう。
後日、響は奏からギア「ガングニル」を受け継いでいることが判明。戦いに身を投じていく。

……という、割りと王道なアニメでした。
以下、ネタバレがありますので、折り畳みで。

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