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誰でもお気軽にコメントどうぞ。過去記事や微妙に趣旨ずれてても気にしない系のかりょです。
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たびたびブログやツイッターでネタにしている同僚は、
二児の母でありながら、スポーツは水泳以外何でもござれ(水には沈む)、音楽団ではトップソプラノに属する文武両道のお姉様です。
しかし、時々どこまでも天然発言をして、ネタを提供してくれます。

昨日は、
町の音楽団が集まっての音楽祭で、私も裏方のお手伝いに行ったのですが、
お姉様は、なぜかちょっと調子が出なかったようでした。
今日その話になると、

「仕方ないの。前日はニシコリ君の応援をしてたんだから!」
とのこと。
スポーツ全く分からない私でも、ニシコリ君がテニスの人だってことくらいは知ってますよ@w@

「勝ったんですか?」
「負けちゃったの! 夜遅くまで、声を枯らして応援したのに!」
「本番の前日に何やってるんですか@w@」

その後に続く、どんなにいい試合だったのかという熱いテニス談義は適当に聞き流します。

「準決勝だったんだけどね、決勝で戦うはずだった人が棄権したので、この戦いに勝ったら、
ニシコリ君が優勝だったかもしれないのに!」
「へえ、可哀そうですね」
「でしょう!」
「その棄権した人」
「そっちかーい!!」

……?!?!

「だって、全力で戦って負けたニシコリ君と、舞台にも立てなかった人なら、そこまで来ながら戦うことすらできなかった人のが可哀そうじゃないですか」
「背中が痛くてサーブさえも出来ないそうで、確かに可哀そうだけどね。
でも、プロなら自分の体調管理くらい万全にしなきゃだめよ! 大事な舞台に万全のパフォーマンスで臨むっていう、そこまでやってプロなのよ!」
「なるほど」

……。
…………おや???

「ぶほっ!!!!! なんというブーメラン!!!!!」
「いいの!!!! 私はアマチュアだからいいの!!!!!!!!!」

今日も、いいネタを提供してくださったお姉様でした。
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最近、この歌を歌いたくて、スーザン・ボイルバージョンを聞き込んでるんですが、
物悲しい中にも美しい歌ですね。

特に最後、盛り上がるところの、

I had a dream my life would be
So different from this hell I'm living
So different now from what it seemed

こんなはずじゃなかったのに、ってところで、
きゅーんと来るのです(´;ω;`)

そしてここを盛り上げる為にある前半、
青春時代の希望に満ちて輝いてることといったら。
中でも、この一節が特に好きなんです。

No song unsung, no wine untasted

直訳すれば「歌っていない歌はなかった、飲んでないワインもなかった」ってことですね。
若者に許されたこの傲慢さの、でもなんて輝いてることでしょう!
それも、物の道理の分からない子供が言ってるんじゃなくて、
お酒の味が分かる程度には世の中を知ってる若者ですからね。果てしない舞い上がりっぷりがうかがえます。
(藤原道長の「この世をば~」に並ぶくらいの、いっそすがすがしいくらいの傲慢さですね)

若い女性をここまでさせるものといったら、もちろん、恋以外にありえません。
ストレートに「好きよ好きよ」って言う以上の、途方もなく激しい恋の炎を感じます。

この輝きの対比で、後半の「地獄」が深く暗い物になって行きますね。
短いのに、ひとりの女性の人生が詰まった、途方もない歌だと思います。
ツイッターで流れてきた,
「うつ病で訪問看護を受けた、ありえない記録」
というまとめを読んでいたんですが、読み進めるにつれて、つらくなってきて、
結局最後まで読むことが出来ませんでした。
(リンクはこちら→http://togetter.com/li/734648
うつ病、虐待、性同一性障害などが出てきますので、そう言うのが無理な方は、読むのは自己判断でお願いします)

ざっと要約すると、
漫画家で性同一性障害でうつ病持ちの方が、訪問介護で暴言を受けたり、無賃労働をさせられたり。という実話だそうです。


私これを読んでいて、こんなひどい仕打ちがあるのかと恐ろしく思って、なんで出てくる人出てくる人皆して、不幸な人に意地悪出来るんだろうかと悲しく思って、
……でも、その内に、これは本当の話なのだろうか? 被害妄想が入ってないかと思っちゃったんです。
けどたぶん、この人を苦しめているもののひとつは、そういう不理解なんでしょうね……。
ううぅん加害者になってしまったようで申し訳ない……。

(なお、私の中に、病気の方だからという差別はあります。
甘く見る、っていう方の差別ですね。これが健常者だったら、即時に不幸に酔う体質ですね、って思ってたでしょうから)

本当ではないのではないか?と思うってことは、私はそんな仕打ちを受けたことがないっていうことなんでしょうね。
でもたぶん、どんなお仕事に従事してる人間であろうと、良い面だけでなく悪い面もあって、
私はうまく良い面ばかりを向けて貰ってて、この方はそうじゃない、ということなんでしょうね。

なんか、私ばかり幸福・幸運すぎて申し訳ないです。
全不幸な方に謝りたいような(´・ω・`)

まあ、もちろん、私が世界一幸福だとは思いませんが。
ン千万の借金もありますし、こないだ父も死んじゃいましたし、学歴も大したことないし、仕事のミスも最近|続いてましてねー。

……あれ?
別に私、全不幸な人に謝らないといけないほど、幸福でもない気がしてきましたよ?
あれあれ?

や、別に私が世界一不幸だとは思いませんが。
でも、こうやってピックアップすると、たいして幸福でもなくないか?
なんでまた、私は私が「謝らないといけないほど幸福」だと誤認してたんでしょう?
なんか根拠ってありましたっけ?


……うん、たぶん、あれですな。
物の見方ですな。

ン千万の借金と思ったら不幸ですけど、借金を完済したら自分の家、自分の財産になると思えば幸せです。
そうでなくても毎日帰れる家があって、ド田舎ですけどまあその分広いですし、電気も水道も来てるって、世界中見たらかなり幸せな方ですもんね。
片親いない、って思ったら不幸ですけど、でもこの年になるまで育てて貰いましたし、兄弟多くてなんでもは買ってもらえませんでしたが、ちゃんと学校にも行かせてもらいましたし、幸福ですね。
仕事のミスは……ぐふぅ、気をつけよう……。でも、ちゃんと毎日働いた分お給料出るし、定時で帰れるし割とホワイトな方なんですよね。幸せだ。

こうして見ると、やっぱり最終的には私は幸福だなーと思います。


……うん、
うんでもね。
物の見方で世界が変わることも、私が飛びぬけて楽観的なことも、
改めて考えなくても、前からとっくに知ってたよ@w@


……えーと、無理やりまとめると。

社会はもう少し、困ってる人たちに優しくなればいい。
困ってる人たちはもう少し、自分の幸福なところを見つめるようにすればいい。
かりょさんはいつものように、皆に感謝すればいい。

いつもありがとうございます!
そういえば、しおとついくらいの夜、
寝ようと思って、電気消してお布団に入った辺りで、急に原因不明の頭痛に襲われましてねー。
かりょさん健康が取り柄なもんで、そりゃもうびっくりしたわけですよ。

もしこのまま私がベッドの中で冷たくなったら、
まあ一人暮らしなわけで、助けてくれる人もいないし、いつ誰が発見してくれるだろうと思うと、
無性に悲しくなってきましてね。
(※かりょさんは普段楽観的な分、数年に一回まとめて悲観的になります)

とりあえず、震える手で携帯を探り当てて、私を発見してくれた人にメッセージを残そうと、
メモ帳を開いて、文字を打ち始めたあたりで力尽きました。
(※死んだ、の暗喩ではなくて、寝たという意味で)

次の日の朝、
携帯を見たらこうなってました。

「医書」

……いやこれ発見した人困るよ、かりょさん!
かりょさんの医師なんて全く伝わってこないし、医族もどうしたらいいか分からないよ!
そうとう眠かったんでしょうね。うん。

あ、ちなみに一晩寝て起きたら頭痛はすっきりきれいに収まってました。
それから再発してもいないし、一過性のものだったぽいです。
なんだったんでしょうね、あれ。お酒飲みすぎたかな?

そういうわけで、改めてパソコンの方のメモ帳で遺書を書いておきましたんで、
私に何かあったら、この日記で報告してもらえる予定……です、たぶん。
前の日記でちらっと触れた、接客・サービス業についてちょっと。
……と言っても、
ほぼ接客業従事者側の視点でしかお話出来ないんですが。

というのも、
ずっと接客業だったのですが、最近、庶務に移りまして、加工業の職人さんや農業・畜産業の生産者さんとお話しする機会が増えましてねー。
そこでアレッ?て思うことがあるんですよ。


あれなんですよね。
接客業って、現代の錬金術なんですよね。
仕入れ値80円のものを100円で売るっていう。
この差額の20円はなんだって言うと、
問屋さんからお店に持ってくることや、それをきれいに並べることや、レジでニコッと笑うこと、
……とかなんとか、そういう形のない物なんですよ。

だからこそ、その形のない物を大事にします。
場合によっては「これが商品(サービス)ですよ」って解説する。
でないと、気付いて貰えない事がありますので。
気付いて貰えなかったら、80円の価値のものを100円で売るただのボッタクリじゃないですかーやだー。

「今日いらしてラッキーでしたね」
「二つセットで安くしましたよ」
「袋ふたつにお分けしておきますね」
……等々、
言葉を飾らず言えば「私はあなたの為にこれだけ努力しましたよ」ということをそれとなーく伝える事によって、
「なんか得した」ような気分にさせるっていう、そういうボtt……お仕事です。


この辺、お話していると職人さんは、結構軽視してるようなのです。
面倒なくらいに高い衛生基準、やりすぎじゃないかっていうくらいの検査、細かすぎるテスト。
これは私視点では、開示すればするほどお客さんの安心につながるという、「喜んでお金を払ってくれるサービス」っていう感覚なんですが、
職人さん視点では「別に言う必要はないこと」のようです。

……まあ、そりゃあそうですよね。
職人さんは物を生み出すお仕事ですから、そういう「サブ的なこと」はやってて当たり前で、
最後は「物」で勝負、お客さんの目に見えない物は二の次、ということなのでしょう。


おかげで、たまにお客さんがやって来て、施設の見学なんかをすると、
質疑応答でしどろもどろになるっていう。
見てる分には楽しいですが、私ならもっとうまく言うのになーって。


でも、世の中それでいいのかもしれませんね。
口が巧すぎる職人さんや生産者さんって、ちょっとイメージ違いますし(・∀・;)
実直で素朴な方が信用が得られるのかもしれません。
最近、よく四国の生産者さんと電話でお話ししてたりするんですが、あんまりにピュアすぎて心が洗われるです。
……敬語の間違いとか、そもそも敬語になってないとか、でも一生懸命使おうとしてらっしゃるところとか、
そういうの、すごい癒しなんです(*ノノ)




ただ、「サービスされる側としての不理解」はね。
時々いらっしゃる「お客様」であることを履き違えてるダメな人ね。
ありゃ絶対職人さんか生産者さんだと思う。まじで。
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