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誰でもお気軽にコメントどうぞ。過去記事や微妙に趣旨ずれてても気にしない系のかりょです。
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大分間が空きましたが、続きです。
私、こればっかりで(ry
あ、あと前回「何百年に一回の御開帳」と書きましたが、「何十年に一回」の間違いでした!
謹んでお詫び申し上げまs



さてさて。

金剛峯寺では、高野山内のフリーパスを購入します。
各種拝観料、授戒料コミコミ(しかも、1dayじゃなくて、期間中ずっと!)で、3000円!!(電車の1dayクーポンで更に値引きあり)
お買い得!!
関西人やねん。お金の話ばっかりして堪忍な!

渡されたのが、ちょっとした紙袋サイズで、何が入ってるのかなと思えば……。

(帰宅後撮影)

しっかりしたガイドブックに、お守りに、散華に、各種クーポンに、天然石ブレスレット!
特にブレスレット嬉しかった!
このピンク・黄色・緑・ブルー・紫5色の華のような模様は、統一されてあちこちに使われてました。今回の記念デザインみたいですね。
おされ! これで3000円は安いと思います。



ここの金剛峯寺が総本山になるようですね。
お坊さんがいっぱい集まって読経する、大迫力の大法会を見学して、そのままお寺内を拝観。



ほうああぁああああ!!!
壺庭が見える渡り廊下!!! きれい!!! 滾る!!



枯山水から、枯れてないのまで、各種の中庭が!
しゅごい!!!

各種の小部屋は金箔が張ってあったり、欄間の透かし彫りが豪奢だったり、坊主、さすが金持tt(※不適切な表現だったので自粛されました)
なにより襖絵が大迫力でしたね!
ぱっと見は地味な花の絵も、よくよく見てみると小動物がそっと描かれていたりして、さすがです。
庭を歩いてて、ただの風景だと思ってたら、ふっと蝶が飛び立つみたいな、あの時のほっこり感があります。
しかし、この襖絵は流石に撮影禁止になっていました。
ご覧になりたい方は、高野山へ!

休憩所ではお菓子とお茶を頂きつつ、有難いお話も聞けました。
外国人の方も結構いらして、若いお坊さんが一生懸命英語で案内してました。
床にルート案内のビニルテープが張ってあったり、天井から説明が吊るしてあったりで、
美観を損ねないぎりぎりと、誰にでも分かりやすい案内の最大限を模索してる感がありましたね。



ところで、お説教してくださってるお坊さんの後ろに、特に何の説明もなくさらっと置いてあるこれって、何かいいものじゃないですのん?
曼荼羅じゃないですのん?
何も解説がないので、正体が分からないままに、禁止されてないのでとりあえず撮影。

次は、授戒へ。
行き順などは完全にかるらしゃんにお任せしてたので、それが何なのか分からないままに、ホイホイついていく私です。
3組6名くらいの人数で、真っ暗な中部屋に入れられ、ちょっと偉いお坊さん(阿闍梨)から、有難いお話を聞いたり、お経を唱えたりしました。
……うん! 半月しか経ってないけど、もう覚えてな(ry

でも、この阿闍梨様、超イケボでした。
かるらしゃんもそう言ってたので、間違いない。
顔は見えませんでしたけど!

そして、霊宝館へ移動。
要は美術館ですね!
仏像! いっぱい! 
柔和な仏様から、いかつい四天王まで、見どころ満載!
こちらは撮影全面禁止でした。
「仏様が見ておられますよ」と、注意書きがあるのが、らしいなーと。

お大師様の絵は、ほぼ同じ構図、配色の物が何枚もあって、
写経と同じく、こういう「書き写す」のが修行の一環だったのかもしれないと眺めました。
ただ、微妙に小物がなかったり、位置が違ったりするんですよね。
ある物を省略することはあっても、ない物を描き足すことはないでしょうから、どこかで伝言ゲーム失敗したのでしょうか。
何百年も経ったら、小物はすっかり消えるかもしれませんね。いや、それはないでしょう(自突っ込み)





続いて、金堂へ。
まわりを囲む塔や、鐘堂が色鮮やかで輝いてます。

それはいい。
それはいいんですが、金堂の周りを囲むように謎の御座が敷かれて、若いお坊さんが「踏まないでくださーい><」と注意して回ってます。
ぬーん。踏まれたくないなら、直前に敷くとか、切れ目を作って通り抜け道を作るとか出来ないものでしょうか……。

金剛峯寺のユニバーサルデザインっぷりとは相いれない石頭っぷりを見て、そういえばここは観光施設じゃなくて宗教施設だったと思いだします。
まあ、開創1200年の大法要は始まったばかりですし、これから改善があることでしょう。

まだ大法会は始まらなそうだったので、大門へ移動。
ちょっと順番が逆になりましたが、ちゃんとくぐってきましたよ!
なお、1dayパスはここでも有効で、バスは乗り放題でした。
観光客の増加に合わせて便数も増えてるようで、ひっきりなしにやってきましたよ。

良い時間になったので、金堂へ戻って大法要を見学。

……良かった!!!
超偉いお坊さんに続いて、大勢のカラフルな法衣のお坊さん、狩衣姿に刀を佩いた武士、墨染のお坊さん、そして神仏合祀だからか、巫女さんも!
さきほどの御座の上を練り歩くようにしてたぶんン百人?が行進する様は、大迫力でした!!
金堂の中は見れなかったので、お経をあげてる間は暇でしたが、終わりにもう一度行進があって、散華を撒くのです。

私は1枚しか拾えなかったのですが、かるらしゃんは3枚くらいゲットしてました。
こ、これが徳の差なのか……!!!

散華は、かつては本当に華を散らしてたそうですが、今は華の形をした紙です。
口では説明しづらいので、今撮りました。
サイズが分かりやすいように、猫に乗せて見ました!



大きいのが、最初に金剛峯寺で貰ったもの。
小さいのが拾ったもの。
案外しっかりした厚紙なので、パラパラとかヒラヒラではなく、紙手裏剣のように飛んできます。
シュバッ!て。

さてさて、良い時間なので、弘法大師御に移動しがてら、お昼です。
実は、かるらしゃんにもらったパンしか食べてなかったのです。
どんだけ夢中で見てたんだ、この二人!



笹の葉寿司と、ごま豆腐!
サービスのお茶がおいしかった!


まだまだ続くのですが、長くなってきましたので、更に次の日記へ~。
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そうそう!
霊宝館には、刀も何振りか展示されてました。

かるら「これ、銘がかねさだだけど、あの兼定とは漢字が違うね」
かりょ「包定……おおかねひらのかねだね」
かるら「こう言う剣も付喪神が……」
かりょ「ガタッ。 ……ところで、英訳案内のタイトルのほぼ全部の頭についてる「votive」ってなんでしょう? 剣にも鏡にもついてるから形じゃないし、銅にも鉄にも着いてるから材質じゃないし……」
かるら「写メで英文撮ったら翻訳出来るアプリがあるかr……ハッ!」
かりょ「ハッ!」
かるら「普通に英訳ソフトで……「奉じられた、奉納された、誓いの」らしい」
かりょ「カクイイ……」
Posted by かりょ 2015.06.05 Fri 01:42 編集
無題
>曼荼羅じゃないですのん?

梵字で描いた曼荼羅だよ。
大日如来を中心に八葉が配置されてるから胎蔵界曼荼羅。
中心の梵字は大日如来を表すアーク。


Posted by 2015.06.05 Fri 05:33 編集
>rたま
おー、あってましたか。

この部屋に置いてある他の作品が近代・現代のものだったので、これもそうかなーと思います。
でも、霊宝館には似たような物がなく、ちょっと方向性が違いました。
Posted by かりょ 2015.06.05 Fri 23:59 編集
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