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誰でもお気軽にコメントどうぞ。過去記事や微妙に趣旨ずれてても気にしない系のかりょです。
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人狼SNSだと、戦歴オーバーの方が多そうなので、こちらで宣伝ー。


登竜門の館

狼PLとして尊敬してるびび様から、協力依頼を頂いたので、宣伝宣伝~。

人狼戦歴7~10戦の方を対象にした、プロデュース村だそうです。
私、プロデュース村って初めて知ったんですが、なかなかよさそうなシステムですね。
7~10戦といえば、ルールも把握出来てきて、自分なりの向き不向きも分かってきたくらいでしょうか。
一番楽しい時期じゃないかと思いますね。
ここいらで力試しをしてみませんかー。

戦歴多いのはどうしようもありませんが、
まだ開催まで時間があるので、戦歴少ない分には、何とか出来そうですね~。

ピン!と来たら、参加COしてみましょう!
なお、wikiの編集方法が分からない場合は、下の方にあるコメント欄にそう書きこんだら、
主催者さんが助けてくれるはずです~。



参考までに私の戦歴を確認してきました……。

7戦目 瓜科406村 本当のリアル大事にを見せてやるよ村3
8戦目 瓜科409村 初心者と初級者、および推理や考察が苦手な人のための練習村3
9戦目 瓜科418村 屍鬼村 ~この村は死によって包囲されている。~
10戦目 瓜科425村 失敗を気にせずほのぼの楽しむ練習村4

な、懐かしい!!
連敗続きで、なんで勝てないんだろう……と悩んでた時期でしたね。
んー、その時にこんなプロデュース受けたかったな~。
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人狼SNSの方に載せる予定でしたが、
RPポジションについて興味を持って貰えたので、オープンなこちらにて!(・∀・)

・RPポジション制とは?
初出は熱血村コミュのクラス案ということです(・ω・*)
私自身は、グラムワーグ・サーガに参加させて頂いた時に、
初めて触れさせて頂きました。
熱血村コミュは人狼SNSサイト内なので見れない方もいらっしゃるでしょうから、
そこから派生したと教えて頂いた、ルー・ガルー戦記3を確認すると、
より詳細な事な分類がありますよー。

・ポジション制の何がいいのか?
一般的なRP企画は、先に人が集まってから、
なんとなくの流れでこの人が主人公っぽくて、この人が悪役っぽくて……となるので、
バランスが悪かったり、必要な人材がいなかったり、
逆にここで退場するはずじゃない人が落ちてしまったりすることがあります。
が、このポジション制を利用して、こういう事をして欲しい人、という感じで募集すると、
誰が何をすべきなのか明確で、始まってから慌てることが少ないと思われます。

・ポジション転載
以下、グラムワーグ・サーガにおけるねこみち様のポジション解説の転載となります。

<正義側>
●ヒーロー(英雄)
 理想と正義を体現する、あるいはそれを目指す熱血主人公。
 敵味方双方からの理想に関する問いかけに対し、何らかの形で答えるよう努力すること。
●プレシャス(激励者)
 仲間を励まし勇気づけ奮起させるもの。精神的な支えとなることも。
 たまに攫われたりもする。性別は問わない。
●フォロワー(門弟)
 ヒーローやその仲間に憧れ、その背を追いかけるもの。
 良き補佐役、あるいは次代を担う存在として成長することもある。
●クール(好敵手)
 理想やそれを実現する手段を巡り、ヒーローとは違う考えを持つもの。
●アサルト(闘士)
 戦う事によって理想を引き寄せようとする、力の象徴。
 戦いの必要性と限界を示す存在になることもある。
●スペシャリスト(匠人)
 魔法、隠密、など何らかの特殊能力に長けた者。
 技能と知識は仲間たちの大きな力となるだろう。
●アンカー(礎)
 ヒーローの肉親、師、親友など強いつながりを持つ人物。
 その喪失が物語を進めるひとつの契機となる。

<悪側>
●タイラント(圧制者)
 圧倒的な力で世界を手に入れようとするもの。
 独自の信念や論理を持っているが、それが他の人々と相いれることは少ない。
●インサイナー(狂術師)
 魔術や知識にすべてを捧げたもの。タイラントとの関係はさまざま。
 自分の魔力を行使できる場を求めて嬉々として従う場合もあれば、別の目的を秘めていることも。
●アポストロ(信奉者)
 タイラントの信念や理論に共感し、それこそが理想だと信じるもの。
 ヒーローが掲げる正義に対し、アンチテーゼを投げかける存在。
●バリアント(戦闘狂)
 戦いを喜びとし、至上の価値を見出し、生きる目的とさえするもの。
 無差別に力を振るうものから、より強い相手を求めるものまでさまざま。
●フラッタラー(追従者)
 タイラントやその周辺に取り入り、権力を得たり保身を図ろうとするもの。
 強いものに弱く弱いものに強いことが多い。いわゆる虎の威を借る狐。

転載以上。


このグラムワーグ・サーガは正義と悪の戦いを描いたものなので、
一般的なRP村のPCをあてはめようとすると、物足りないポジションがあるかと思われます。
第三陣営や中立陣営、
あるいはカオスバッドや、ロウグッドなどの、陰中陽(陽中陰)なPCは、
上記ルー・ガルー戦記のポジションの方があてはめやすいかもですね。


思ったより長くなったので、
自PCのポジション分けは次の日記にて……。
コメントはこちらへどうぞ!(・∀・)


追記:
そういえば、ミコが完成したので載せておきますね!
(・ω・)つ 
企画から半年強。

人数に不安があったりしたものの、村建てて開始してみたら、17+見物人という盛況っぷり!
ラスボス4体、ダミー、本参加者と切り変えながら遊んできました。

複数ID使い分けや、RPは全く苦にならないので楽しかった!
でも、やってみて初めて分かった問題点、気づいてなかった進行上の問題など、色々見つかって毎日てんやわんや。
色々至らない部分も多く、迷惑かけてしまった参加者には申し訳ないです。
すごく楽しかったけど、しばらくゆっくりするのです(ノ▽<*)

村記念にアイコン作りたいんですが、GIFアニメ作るのに、いいソフトないかなぁ……。
「……「ばれんたいん」のお返しは何をしたらいいんだ?」

……と、久しぶりに牡鹿亭に顔を出したサーシャが聞くと、女亭主のサンドラはやれやれと首を振って、

「ラビへのお返しかい?」
「ああ。……ラビがサンドラにチョコの作り方を教わったという話を聞いた。
ならば、その返礼のことも、サンドラに聞けばわかると思った」

この面倒見のいい姉御なら、文句は言っても最終的には教えてくれるだろうと読んでのことだった。
予想通り、サンドラは御馳走様だねえと言いつつも、

「バレンタインはチョコだけども、ホワイトデーはこれと言った決まりはないのさ。良くあるのは、キャンディーとか、マシュマロウ、クッキーなんかだろうね」
「……それは菓子類か? 作ったことがないんだが」

サーシャは真顔で困った。
いわゆる「まるごと焼いて塩を振る」「水にぶっこんで煮込む」的な男の料理なら普段からしているが、菓子類は火加減や分量など、相当困難な物だと聞いている。
無論、ラビの為なら出来るし、習えばなんとか、とは思うが……。

「そうだねえ。山で採れる珍しい物で、何か甘い物はないのかい?」
「蜂の巣なら、」
「……悪いことは言わないから、それはやめておきな」

音速却下されて、サーシャは瞬きした。
もしかして、果物や甘草の方が良かったのだろうか。

「それとも蜜蟻の方が、」
「そいつもやめときな」

またもや却下された。
都会人は色々と難しい。

「女なら、装飾品や花、縫いぐるみなんかでもいいんだけどね。
あのラビにそういうものは……まあ、似合うっちゃ似合うだろうが」

サーシャは、お花畑でシュガーバニーと戯れるラビを想像してみた。
……確かに見た目だけならよく似合っている。

ラビは、事情を知らない者には、声変わりするかどうかという年頃の少年に見えるだろう。やわらかな髪に人懐っこい大きな鳶色の目が実に印象的だ。
サーシャとの身長差は25cm。並んでいたら、似ていない兄弟か弟子あたりに間違われることもある。

ところがどっこい、そのラビの正体は齢三ケタになろうかというジジイである。
このサンドラの若い頃(それが何年前かは聞いてはならない)から、今の姿のままだというのだから、人間の常識をぶっ壊している。
恩も恨みもあちこちに積み重ねているようで、町の中でさえ定まった住所を持たない程だ。

「……それならさ。
別に形あるものでなくてもいいんじゃないかい? チューとか」

最終的に、サンドラはそんなことを言い始めた。

「……それはもうした」
「はいはい、御馳走様」

それ以外の何があるだろうと、サーシャは赤くなってそっぽ向きながら考えた。


 ※


「サーシャ、何をしてくれるの?」

外見通りの少年のような笑顔で嬉しそうに聞いてくるラビに、そこに座ってくれと、サーシャは切株を示した。
ここは町外れの木立。サーシャが宿代をケチる時によく野宿する辺りだ。
木々が途切れて空が覗き、静かで明るい日差しが降り注いでいる。

「あまり期待はしないでほしいんだが」

サーシャの肩の上には緑色のインコが。弓用の籠手を着けた左腕には、フクロウがとまっている。
鳥の言葉で彼らに話しかけると、インコはノリノリの高い声でピュイリリと鳴き始め、フクロウは眠そうな低い声でホウ、ホウとリズムをとりはじめた。
それらの鳴き声にあわせ、サーシャはテノールの声で歌い始めた。

「見えない時は 空に想う
 同じ月の下に 君もいるのか
 陽を横切る あの翼を
 君も見ているか」

……最初は、丁度いいタイミングで牡鹿亭に顔を出したニキータに、伴奏を頼んだのだ。
しかし、あわなかった。謎の破壊的不協和音が、牡鹿亭のガラスコップを割り砕き、怒ったサンドラに牡鹿亭から叩き出されたのだ。
……普段は風や木擦れの音しか聞いていないサーシャが、音階を解っていないせいなのか。ニキータが即興でアレンジを加え過ぎているせいなのか。

ともかく、これでは駄目だと見上げた先に鳥使いのマフテがいたのだった。

「傍にいれば 君を想う
 ここがどれほど 暖かく
 君がどれほど 優しくて
 おれを癒して くれているかを」

楽譜なしの即興の歌声に、いつの間にか野鳥が集まってあいの手をいれ、仔リスが枝を走りまわっては、木の葉や実を落とした。
やがて歌声は木立と落ち葉の中に吸い込まれて行った。

「……ラビが、おれを一番だと言ってくれて、うれしかった。
傍に居ると言ってくれて、うれしかった」

歌を終えてラビに近づき、サーシャはそう言った。
ハイドが基本性能の弓士の足は、枯れ葉を踏んでも音をたてない。

「ラビのくれたチョコはおいしかった。
ラビが好き。大好きだ。ずっと居てほしい」

サーシャは身をかがめて、柔らかいラビの髪に顔を寄せ、額に唇を落とした。
くすぐったそうなラビの笑い声を聞きながら、その肩を抱き寄せた。


*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*



蕎麦様のバレンタインSS↑のお返し。
遅くなってすみませんっ。

イラストは、あれだ。頂いたSSを読み返していたら、手が勝手に。
愛想のないサーシャですが、今後もよろしくお願いします。
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