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誰でもお気軽にコメントどうぞ。過去記事や微妙に趣旨ずれてても気にしない系のかりょです。
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お引っ越しの為に掃除をする
→段ボールひと箱、過去の小説が出てくる
→ノータイムで廃品回収にしようと思ったけど
→やっぱりデータにして保管しておくべきか……?
→しかし黒歴史だろwww 残してどうすんのwww
→でも捨ててしまったら、こいつらを書く為に過ごした時間はどこに行くのだろう
→いやいやwww その時間が今につながってるからwww 無駄にはなってないww
→そんじゃあ、見たい人が居ればってことで……
→ついったーで10人からレス返って来たら出すと言う
→11人から来た
↑イマココ


しゃけ様、なかの様、おやま様、かーりんちゃん、さうさい様、
おハルさん、かずきちゃん、ニコりん、稲毛延珠‏様、はたけ様、まさおたま、
そして、広報だけしてくださりやがりましたばどめんさん、るるちゃん、
ありがとう、
そして、オボエテロwww

というわけで、ガチの上から5冊目拾ってきましたwww
これ、たぶん小学生高学年くらいの奴wwww

ちなみにこの時のペンネームは、炎樹(えんじゅ)でした。
enjuたまや、延珠様とお揃いですねwww‏



「青い邪眼のヴァンパイア」~外伝~ 
 ──黒曜石と碧緑玉
 ──すべての悲しみを秘めて「帰ってきて……」


・序章

 時は1989年。今から約5年前、フィッフィールがまだ運命の人に合っていなかったそのころ……。

   さあああっ……さらさら……さら……

 夜、深夜、草木も眠る丑三つ時……。
 開け放たれた窓から、暑くもなく冷たくもない風が入りこむ。

   しゃら、しゃら、さらさら

 その風でフィッフィールの赤と紫の髪が流れる。
 深夜、である。安眠をこよなく愛するフィッフィールは、当然のことながら不快眠りの底、なのであった。

   ざあ、ざ、ざざざざああ……

 木々が風にざわめいた。
「ん……んん……ん……」
 枕の下から臣下達にかわいいと(女には麗しいと)評価かされるつぶやき声……。
「うみゃ……あ?なーんだぁ?」
 臣下が聞いたら喜びそうな声で自問すると、フィッフィールは眠い目をこすりながら窓の前に立つ。
 フィッフィールがわざわざ起きて窓までいったのは、別のその瞳に何が写ったのでも、その鋭すぎる感覚に何がふれたというのでもなかった。
 ただのカン。何か不吉な……なにか不自然な、そんなものを感じたからであった。
「……」
 10秒たち、20秒たった。
「そーだよ……な。うん。ただのカンだよな……」
 ふい……、ときびすをかえしてベッドにもどろうと……した。
 そこでふりむいたのもカン……

   ドゴォッッッ ガガガッ

 実に絶妙なタイミングでフィッフィールが目をとじた。まぶたの奥まで入り込む強い光──。
「くっ……」
(山の……噴火か……?)
 はっとフィッフィールは目を上げた。
「な……に?」
 力が”地”に属する力が共鳴させられる。引き出される。奪われる。暴走し始める。
「……っのっやろ!!」

   ズザシュ……ッ

 力を断ち切る。
 力をきょうめいさせられるのは不愉快である。彼に言われると、
「気象悪くて、気持ち悪いから嫌いだっ」
 と、なるだろう。
「くそっ」
 この時、フィッフィールは最っ高に不機嫌になっていた……。





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もうちょっと続いて、中断しておりましたが、
このくらいで勘弁して下さいwwwwwww
美形で天才で最強で、臣下に慕われて、時々出てくる敵もことごとく返り討ちにして、
でも、家族に恵まれず不憫で、運命にもてあそばれては味方を失い、
しかし、最後に大団円……
そんなアレなソレを書いていた時期が私にもwwww 私にもありましたwwwww


○n_



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人に歴史ありですね。
フィッフィールどうなったんですかねぇ。
かりょさんにもこんな頃があったんだなと、安心しました。お疲れ様ですw
Posted by はたけ 2014.05.02 Fri 00:08 編集
(*ノノ)
>はたけ様
この後、味方を守って悪者を倒して大団円を予定していたと思うんですが、
途中までしか書かれていないので、今の私にもはっきりとは分かりません@w@

安心してもらえてよかったです
かりょさん普通の人ですよw 普通の変態ですよ。
Posted by かりょ 2014.05.02 Fri 00:43 編集
無題
小学校高学年なのにすごい表現力豊かで引き込まれる文章と思いました!
あとフィッフィールという名前のセンス!
Posted by しうん 2014.05.02 Fri 02:07 編集
疼く…この胸のざわめきは…何だ…?!
ちょwwww
思ってた以上に中2なものが出てきてびっくりですwww

しかし、語彙だとか展開の作り方だとか、これが小学生が作るレベル?!と感心してしまいました。

そして僕のとこにも、まだ見ぬ黒歴史が存在してるんじゃないかと、心がざわめきはじめました…
Posted by さうさい 2014.05.02 Fri 06:23 編集
無題
すばwwwwwらしいwwwwwですねwwwww
小学校高学年でこれはすごいなぁ!

とてもwwwwよいものwwwwをwwwwwみましたwwwwwwww

すべての悲しみを秘めて「帰ってきて……」


これだけでわたしの腹筋は崩壊したwwww
感動したwwwwwありがとうありがとうwwww

かりょさん邪気村いこうぜ!!wwwwwあなたは戦える!wwwww
Posted by おやま 2014.05.02 Fri 08:00 編集
無題
>しうん様
やめてやめて@w@
重ね描写とか、文体の非統一とか。
もう、もうね……!!
名前は確か、「ヴ」とかそろそろ使い飽きる頃だったのだと思います……。


>さうさい様
かりょのHPはもうゼロよ!!!
良かった、これでもまだ足りないと言われたらどうしようかと思いましたwww
お楽しみいただけてwww 幸いですwwww
語彙は、あの頃は国語辞典が友達でしたからな……。それで色々調べたのだと思います。

さうさい様の黒歴史もぜひぜひwwww


>おやま様
ありwwwwがとうwwwwwww
外で遊びもせず、本読んでばかりいる暗い小学生でした。

らめぇぇwwwww こぴぺらめぇぇぇwwwwww
直視しないようにしてるのにwwww
腹筋、お大事に!!
その謎の感動はwwww 忘れて下さいwwwww

今はこのレベルは無理ですね。
大人になったかりょさんは、ぴゅあぶらっくな邪気ぱわーを失ってしまったのだ……。
Posted by かりょ 2014.05.02 Fri 09:54 編集
無題
ええっと…たしか実家のPCにアピの小説(かりょん作)がテキストで残ってたような…はてさて(*´∀`)
Posted by とや 2014.05.02 Fri 21:04 編集
>とーやん
そこまでいけばさすがに大丈夫!(・∀・)b
一応、人様に見せられるレベルにはなってるはず……。
Posted by かりょ 2014.05.02 Fri 21:56 編集
無題
大丈夫普通に見られましたよ!
という邪気との境目がよくわかってない子が丁度通りがかってみてきました。

フィッフィールすごい王子様だなー。
この人がヴァンパイアなんだろうかとか、悲しみなんじゃろかとか妄想がたくましくなりました(*´∀`)
小学生でこのライトノベル風味な感が出せるのはすごいなーすごいなー(尊敬
Posted by たぬけ 2014.05.03 Sat 22:18 編集
無題
つっづっき!はよ!
黒歴史小説はどうしてこうも面白いんだろう。
Posted by 2014.05.03 Sat 22:54 編集
無題
>たぬけ様

普通でしたか、良かった!(・∀・)

そうですね、ヴァンパイアの末の王子様でホモでビッチですwww
説明するごとに私の精神がごりごり削られていくですww

愛読書はコバルト文庫でした。
図書館のカードは音速で燃え尽きました。
Posted by かりょ 2014.05.03 Sat 23:14 編集
?!
>ね様
らめぇぇえぇ!
序文だけでも手が震えたのに、
これ以上書き移したら、かりょさん死んでしまいます><
Posted by かりょ 2014.05.03 Sat 23:37 編集
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