誰でもお気軽にコメントどうぞ。過去記事や微妙に趣旨ずれてても気にしない系のかりょです。
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面白くなかった作品から、ということで(・・*)
■れでぃ×ばと! 上月司 電撃文庫
あらすじ:お嬢様学校に新設された学科「従育科」。そこは「執事」と「メイド」を育てる学校であった。
外見は超不良の主人公は、執事に憧れて転入するも、お嬢様になった幼馴染と再会し……。
前々からタイトルが気になってたので、手に取ったのですが、表紙がどう見ても履いてない女の子で嫌な予感がした。
なんか、表紙が無理やりエロに走ってる小説は、「そうでもしないと売れない小説」の気がします。
……はい、正解。
文章はけして下手ではないのですが、無理やりなサービスシーン、魅力ない登場人物、無理のある設定で、全体的にイマイチ。
三話構成でしたが、話が三話にする必要性が全然感じられないので、おそらくどこかに連載されていたものをまとめた物ではないかと思います。
あ、謎のタイトルの正体は、「レディ(お嬢様)」×「バトラー(執事)」という意味でした。
■お留守バンシー 小河正岳 電撃文庫
あらすじ:19世紀中頃。闇の眷族達に、かつてのような栄華はすでにない。
ここにも、聖騎士に追われ城を逃げ出す吸血鬼の城主がひとり。お留守番を任されたのは配下のバンシーで……。
第十二回電撃小説大賞受賞作。
……でも、えーこれで受賞できるんだ、という印象でした。
同賞受賞のクリス・クロスやブギーポップが出て来た時は、なんていう文庫が成立してしまったんだと思ったものですが、この回は不作だったのでしょうか……。
にしても、不作だったら「受賞作品なし」にすればいいと思うので、やっぱりハードル下がってる気がします。
キャラクターは魅力的で、ひとりひとり立っています。
が、いかんせん話に面白みがありません。伏線もショボく、「あ、はい」と言う感じで。
ただ、読後感は悪くなかったです。
■そして、誰もが嘘をつく 水鏡希人 電撃文庫
あらすじ:巨大な豪華飛行客船は、これから処女航海を迎える。
ところが、乗り合わせた人たちは誰もが一物抱えた奇妙な客ばかり。主人公もまた……。
タイトル買いでしたが、タイトルだけでした。
「全員に嘘をつかせよう」というあとがきで、割と無理なアレコレは納得出来たんですが、あとがき読まなきゃ分からないそのコンセプトってどうなんでしょう。
いや、ある意味タイトルで出てますが、ますが。
科学技術と魔法の入り混じる不思議な世界観は読みごたえあるものの、説明不足感がひしひしとしました。
仕込みや伏線もだいたい予想がついて、そこまでして伏せるものでもない面倒なだけの物語に。
無意味な視点転換も話を分かりやすくするというより、返って混乱しているような。
ですが最もつまらなかったのは、「作者の別の作品からの人物登場」ですね。
なんの伏線だろうと思って一応は覚えていたら、なんの伏線でもなく、ただサービスとして出ただけだという。
この手法がいつもつまらない訳じゃありません。サービス登場が嬉しい場合もあるのですが、この話ではただの邪魔でした。
たとえば、宮崎アニメなんて、ちょこっと他の作品の人物が出ているのを探すのが楽しいですよね。
何の違いかな、と思ったらやっぱり「別の作品」の知名度の問題かなと。知名度高い作品でしたら、同じ作家の登場人物であるかないかに限らず、そういうコラボは嬉しいですし。
ただ、嘘が嫌いな侯爵夫人が一つだけついた嘘のエピソードは好き。そこのおかげで、とっちらかった物語がなんとかまとまった感じがします。
■想刻のペンデュラム 鳥生浩司 電撃文庫
ごめん、あらすじ書いたんですが、消しちゃいました。中二すぎて。
かっこいい中二病を目指して、普通の中二病に落ちついた感じの小説でした。
カテゴリとしては、先祖の血脈が甦った系。
妹、巫女の幼馴染、男前女子の同級生、天使、超能力バトル、主人公の肩にかかる世界の命運。
だいたいそういうのを詰め込んで、展開早い、都合いい感じに仕上げたような。
新人の方だということですが、あとがきまで全力でした。たぶんこれは、5年後に読んだら恥ずかしくなる……と思って見たら、平成17年初版でした。
ぐぐってみたら四巻まで出ている……だと……。
買いませんが。
■ペイン・キャプチャー 渡辺狛 電撃文庫
あらすじ:少し未来。世界大戦で使われたウィルスのせいで、特殊な能力に目覚める人間が現れ始めた。
「痛覚を共有する」能力者である主人公は、その能力を使って、能力を持った犯罪者を追う。
「痛覚共有」という能力なのに、戦闘が「殴る」という、ダメすぎる設定が面白く、また短編形式なので、サクサク読めました。
捻りや展開に物足りなさがあるのと、結局最終的には全部殴って解決するので、まあ「おやつ」にはなれてもメインディッシュにはなれない感じで。
最後の最後の超展開は、一切伏線なしの突然過ぎて逆に笑いました。
イラストは可愛いので、好みならどうぞ。
■れでぃ×ばと! 上月司 電撃文庫
あらすじ:お嬢様学校に新設された学科「従育科」。そこは「執事」と「メイド」を育てる学校であった。
外見は超不良の主人公は、執事に憧れて転入するも、お嬢様になった幼馴染と再会し……。
前々からタイトルが気になってたので、手に取ったのですが、表紙がどう見ても履いてない女の子で嫌な予感がした。
なんか、表紙が無理やりエロに走ってる小説は、「そうでもしないと売れない小説」の気がします。
……はい、正解。
文章はけして下手ではないのですが、無理やりなサービスシーン、魅力ない登場人物、無理のある設定で、全体的にイマイチ。
三話構成でしたが、話が三話にする必要性が全然感じられないので、おそらくどこかに連載されていたものをまとめた物ではないかと思います。
あ、謎のタイトルの正体は、「レディ(お嬢様)」×「バトラー(執事)」という意味でした。
■お留守バンシー 小河正岳 電撃文庫
あらすじ:19世紀中頃。闇の眷族達に、かつてのような栄華はすでにない。
ここにも、聖騎士に追われ城を逃げ出す吸血鬼の城主がひとり。お留守番を任されたのは配下のバンシーで……。
第十二回電撃小説大賞受賞作。
……でも、えーこれで受賞できるんだ、という印象でした。
同賞受賞のクリス・クロスやブギーポップが出て来た時は、なんていう文庫が成立してしまったんだと思ったものですが、この回は不作だったのでしょうか……。
にしても、不作だったら「受賞作品なし」にすればいいと思うので、やっぱりハードル下がってる気がします。
キャラクターは魅力的で、ひとりひとり立っています。
が、いかんせん話に面白みがありません。伏線もショボく、「あ、はい」と言う感じで。
ただ、読後感は悪くなかったです。
■そして、誰もが嘘をつく 水鏡希人 電撃文庫
あらすじ:巨大な豪華飛行客船は、これから処女航海を迎える。
ところが、乗り合わせた人たちは誰もが一物抱えた奇妙な客ばかり。主人公もまた……。
タイトル買いでしたが、タイトルだけでした。
「全員に嘘をつかせよう」というあとがきで、割と無理なアレコレは納得出来たんですが、あとがき読まなきゃ分からないそのコンセプトってどうなんでしょう。
いや、ある意味タイトルで出てますが、ますが。
科学技術と魔法の入り混じる不思議な世界観は読みごたえあるものの、説明不足感がひしひしとしました。
仕込みや伏線もだいたい予想がついて、そこまでして伏せるものでもない面倒なだけの物語に。
無意味な視点転換も話を分かりやすくするというより、返って混乱しているような。
ですが最もつまらなかったのは、「作者の別の作品からの人物登場」ですね。
なんの伏線だろうと思って一応は覚えていたら、なんの伏線でもなく、ただサービスとして出ただけだという。
この手法がいつもつまらない訳じゃありません。サービス登場が嬉しい場合もあるのですが、この話ではただの邪魔でした。
たとえば、宮崎アニメなんて、ちょこっと他の作品の人物が出ているのを探すのが楽しいですよね。
何の違いかな、と思ったらやっぱり「別の作品」の知名度の問題かなと。知名度高い作品でしたら、同じ作家の登場人物であるかないかに限らず、そういうコラボは嬉しいですし。
ただ、嘘が嫌いな侯爵夫人が一つだけついた嘘のエピソードは好き。そこのおかげで、とっちらかった物語がなんとかまとまった感じがします。
■想刻のペンデュラム 鳥生浩司 電撃文庫
ごめん、あらすじ書いたんですが、消しちゃいました。中二すぎて。
かっこいい中二病を目指して、普通の中二病に落ちついた感じの小説でした。
カテゴリとしては、先祖の血脈が甦った系。
妹、巫女の幼馴染、男前女子の同級生、天使、超能力バトル、主人公の肩にかかる世界の命運。
だいたいそういうのを詰め込んで、展開早い、都合いい感じに仕上げたような。
新人の方だということですが、あとがきまで全力でした。たぶんこれは、5年後に読んだら恥ずかしくなる……と思って見たら、平成17年初版でした。
ぐぐってみたら四巻まで出ている……だと……。
買いませんが。
■ペイン・キャプチャー 渡辺狛 電撃文庫
あらすじ:少し未来。世界大戦で使われたウィルスのせいで、特殊な能力に目覚める人間が現れ始めた。
「痛覚を共有する」能力者である主人公は、その能力を使って、能力を持った犯罪者を追う。
「痛覚共有」という能力なのに、戦闘が「殴る」という、ダメすぎる設定が面白く、また短編形式なので、サクサク読めました。
捻りや展開に物足りなさがあるのと、結局最終的には全部殴って解決するので、まあ「おやつ」にはなれてもメインディッシュにはなれない感じで。
最後の最後の超展開は、一切伏線なしの突然過ぎて逆に笑いました。
イラストは可愛いので、好みならどうぞ。
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